野球

阪神新井、甲子園用長バット試す

　阪神新井貴浩内野手（３０）が２８日、来季に向けて長バットを試すことを明かした。今季は３３・５インチを使用していたが、今月に入って契約を結ぶミズノに対し、従来よりも長めとなる３３・７５～３４インチのバット数種類の製作を依頼。「もうすぐ届くんじゃないですか。年明けから？　いや、着いたらすぐに手に取ります。振ってみようかなという程度で、絶対に変えようと思ってやるわけではないけど、まずは試してみます」。

　３４インチは今季本塁打王を獲得した横浜村田、楽天山崎武らが愛用している。新井も阪神に移籍し、本拠地の両翼が広くなることから、飛距離を伸ばす狙いがあった。「（チームとして）クリーンアップで勝負しないとつらい。金本さんは敬遠が多いし、今よりも楽にさせてあげたい」。まずはバットを見つけることが最優先だ。

［2007年12月29日9時1分　紙面から］

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