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ダル自主トレは妻サエコ実家・宮崎で始動

 五輪イヤーはラブラブ自主トレで始動だ! 日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が年明けに、女優のサエコ夫人の実家がある宮崎で本格始動する。近日中にも発表される見込み。同投手が千葉・鎌ケ谷以外で自主トレを開始するのはプロ入り後初となる。妊娠中の妻と過ごしながら練習できることで充実した日々を送れるほか、同地で自主トレするソフトバンク川崎宗則内野手(26)との合同トレーニングも実現する。

 ダルビッシュが、南国宮崎で、愛妻サエコ夫人とともに、アツアツ始動する。プロ入り後初めて、2軍合宿所がある鎌ケ谷以外で本格始動することになった。

 選んだ場所は、サエコ夫人の実家がある宮崎だった。年末を自身の故郷・大阪で過ごすダルビッシュだが、年が明けると夫人の実家へ年始のあいさつに訪れる予定にしている。そのまま同地で自主トレを開始する。

 夫人は出産が近づいてきており、夫人の近くで練習を行えることで、余計な心配をすることなく体づくりへと打ち込めることにもなる。サエコ夫人にとっても、球場などに足しげく通ってきただけに、ダルビッシュが間近にいる環境は申し分ない。

 手料理や起床を手助けしてもらうなど常に支えとなってきた愛妻。「存在が力になっている」「しんどいときに助けてくれた」と感謝を惜しまないダルビッシュだけに、夫婦としての新しいシーズンを一緒にスタートしたいようだ。

 グラウンド内にも強力なパートナーがいる。同地で、自主トレを行うソフトバンク川崎との合同トレが実現する。

 ダルビッシュは台湾での北京五輪予選から帰国後は体を休めてきたが、現在はウエートトレーニングを開始して、日本代表のチームメートでもある川崎との合同トレに備えている。

 「初心を忘れずにいこう。成績に満足していることはないし、また頑張っていかないと」と来季を見据えている。夫唱婦随が、金メダル、そして3連覇へのカギを握っている。

[2007年12月29日9時2分 紙面から]

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