野球

ブラピ似横浜ビグビー初球130ｍ弾

　どんより雲を突き破るような１発だった。横浜の新外国人ラリー・ビグビー外野手が８日、シート打撃に登場。第１打席、三橋の初球だった。外寄り直球をたたき、バックスクリーンへ推定１３０メートル弾。「基本練習を繰り返してきたから」と手応えを口にした。

　イケメン大砲の登場だ。１９３センチの長身に、引き締まった体はモデルのよう。甘いマスクに、宜野湾市立野球場では「ブラッド・ピットみたい」との声も聞かれた。先月２７日、スーツで決めて来日。練習中のサングラスは「ブルーのストライプに合う」と薄めの色に替えた。

　２年目マットホワイトは昨季、３Ａラスベガスでルームメートだったが「まじめで、よく練習していた。人として尊敬している」と話した。メジャー通算３１本塁打で長打の期待がかかる。だが「味方から打ったことを喜ぶべきじゃない」と、人の良さがにじみ出た。帰り際には、ファン１人、１人と記念撮影した。成績次第で、ハリウッドスター級の人気をゲットだ。【古川真弥】

［2008年2月9日9時20分　紙面から］

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