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中田3・5札幌デビュー「5番三塁」

練習を終え、2人で帰る中田(左)とダルビッシュ(撮影・黒川智章)
練習を終え、2人で帰る中田(左)とダルビッシュ(撮影・黒川智章)

 日本ハム中田翔内野手(18=大阪桐蔭)が本拠地札幌ドームデビュー戦となる3月5日のヤクルトとのオープン戦に「5番三塁」で先発出場することが決定した。中田は守備に不安があるため、公式戦で三塁出場の可能性は低いが、今回はファンサービスのため勝敗度外視する。

 怪物のホットコーナーでの勇姿が見られる。梨田監督は本拠地初采配で「中田翔をサードで5番で使う。営業マンらしくね! 本拠地が三塁側でしょ」と明かした。同戦にはダルビシュが登板予定で、ダルビッシュが投げる際は守備の乱れから投球リズムを崩すことを考慮し、中田は一塁か指名打者で起用するプランを描いていた。ただこの一戦に限り、タブーを破ることを決めた。

 中田がプロで挑戦、熱望しているポジションだけに一石二鳥の事前予告にもなる。梨田監督のおぜん立てに、中田が応えることができるか注目だ。

[2008年2月29日9時36分 紙面から]

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