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オリ根来要請受け入れパウエル問題決着

 パウエルの「二重契約問題」で、オリックスが2月29日、根来コミッショナー代行の要請を受け入れることを発表した。大阪市内の球団事務所で機谷球団代表は「明日から本拠地でオープン戦が始まり、開幕も近い。この問題を長引かせたくないと、要請の受け入れを決めた」と説明。約1カ月にわたる同問題に区切りをつけた。

 外国人選手契約のあり方については、今後も問題提議していく。同代表は「協約に契約の項目があるが、実態とはかけ離れているところがある。文字に落とし込まないと、慣習だけではダメということ」と、野球協約の改正も視野に入れることを望んだ。一時は同球団が裁判まで考えていた問題は、4日の実行委員会に話し合いの場を変える。

[2008年3月1日8時52分 紙面から]

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