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大場4回2失点もG主力抑え「やれる」

巨人対ソフトバンク スライダーを投げるソフトバンク大場(撮影・藤尾明華)
巨人対ソフトバンク スライダーを投げるソフトバンク大場(撮影・藤尾明華)

<オープン戦:ソフトバンク10-4巨人>◇1日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンクの大学・社会人ドラフト1巡目指名、大場翔太投手(22=東洋大)が、ホロ苦デビューも大器の片りんをみせた。巨人とのオープン戦に初先発。立ち上がりは、つまずいた。先頭の亀井に初球から二塁打を許すと、1死後、高橋由の遊ゴロの間に先制された。わずか11球での失点。4回には2死二塁のピンチで小田嶋に投じたスライダーがすっぽ抜け、頭部を直撃。杉本投手コーチがマウンドに駆けよったが、動揺は隠せなかった。続く円谷には四球を与え、満塁のピンチでは脇谷に左前適時打を浴びた。「(死球後は球が)少し上ずってしまった。あそこは2死後だし、0点で切り抜けないといけないところ」。予定の5回を持たずに、4回4安打2失点で降板した。

 収穫も大きかった。「直球でポップフライが取れていたし、変化球で空振りも取れていた。自分の投球ができれば、相手が強力打線でも、(プロで)やれるという手応えはつかみました」。4回1死二塁で阿部の空振り三振は、キレ味鋭いスライダーを足元にワンバウンドさせた。谷、高橋由、ラミレス、阿部の主力を8打数1安打に抑えた。

 「大場も人の子だと分かった。今日は力んでいたし、本来の投球じゃなかったね」。開幕ローテーション入りはもちろん、1年目から2ケタ勝利の期待を寄せる王監督は、冗談交じりに鉄腕ルーキーの「初投げ」を振り返った。次回は9日の広島戦(尾道)に先発予定。結果以上に自信を手にしたデビュー戦。内容も伴った投球で、開幕ローテ入りを当確させる。【石田泰隆】

[2008年3月2日9時7分 紙面から]

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