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津川雅彦初監督作品「寝ずの番」が初日

 俳優津川雅彦(66)が日本映画の父・マキノ省三の孫として「マキノ雅彦監督」を名乗り、初監督した映画「寝ずの番」が8日、初日を迎え、東京・新宿文化シネマで舞台あいさつを行った。

 「初日が来るのは怖かった。ついに作品が一人歩きし始めました」とホッとした表情を見せた。出演した兄で俳優の長門裕之(72)は「弟の監督作品で緊張したし、恥ずかしいですね」と照れながらも「愛がちゃんとベースに入っている、とても楽しい作品になった」と合格点を出した。ほか、中井貴一、木村佳乃、岸部一徳が出席。

[2006年4月8日16時11分]

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