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特攻隊員の母、岸惠子にカーネーション
石原慎太郎都知事(74)が製作総指揮・脚本を手掛けた戦争映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」(新城卓監督)が12日に公開初日を迎え、東京・丸の内TOEIで出演者が舞台あいさつに立った。太平洋戦争中、特攻隊員たちから母のように慕われた実在女性を演じた岸惠子(74)は、12歳当時の壮絶な空襲体験を臨場感たっぷりに語り「戦争は本当に嫌なものです。(撮影時は)祈るように演じました」と神妙な表情で語った。「母の日」前日とあって特攻隊員を演じた徳重聡(28)窪塚洋介(27)らから真っ赤なカーネーションの花を贈られ、感激していた。
[2007年5月12日14時45分]
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