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ベルリン映画祭「花見」など8作品決まる

 来年2月に行われる第58回ベルリン国際映画祭の事務局は10日、最高賞「金熊賞」を目指すコンペティション部門にドイツのドリス・デリー監督による「キルシュブリューテン-花見」など8作品を選んだと発表した。来年1月中旬までに同部門の全作品が決まる。

 「花見」は不治の病に冒された主人公が、妻の突然死を受け、生前の妻を見つめなおす物語。

 このほか、旧ソ連部隊によるポーランド人虐殺事件を描いたアンジェイ・ワイダ監督の最新作「カティン」や、米軍が運営したイラクのアブグレイブ収容所での人権侵害を訴えたエロル・モリス監督の「SOP」などが出品される。

 同映画祭は来年2月7-17日に開催。今年の映画祭コンペ部門では22作品が競った。

[2007年12月11日10時49分]

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