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漫画家楳図かずおさんが木村佳乃らを激励

 東京・吉祥寺に建築中の自宅をめぐり、周辺住民から訴訟を起こされている漫画家楳図かずおさん(71)が19日、東京・大泉の東映東京撮影所で「(建築の進み具合は

ボチボチです」と話した。楳図さんは、自らの作品が原作の東映映画「おろち」(来年秋公開予定)の撮影現場を訪問。主演の木村佳乃(31)中越典子(27)谷村美月(17)の女優陣を激励した。

 楳図さんは自宅外壁をトレードマークの赤白の横じま模様にすることを計画。「景観を損なう」と模様を変えるよう訴訟を起こされている。今月8日に完成予定だったが、工事が遅れている。内装については「家の中はサイケって感じ。この映画のセットみたいにしたい」と話した。

 「おろち」は「美の崩壊」をテーマにしたホラー作品。美への執着と狂気を見せる美人姉妹を木村と中越が、謎の美少女おろちを谷村が演じる。木村は「典子ちゃんを殴るシーンがあるけど、本気でできるのは幸せ」。中越は「殴られたり、髪の毛を引っ張られたり、むちで打たれたり、水を掛けられたりすごいんです。危険だと思うけど、原作に負けたくない」と話した。

[2007年12月19日15時18分]

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