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「UDON」PRユースケ「シルブプレ」

うどんに舌鼓を打つ、映画「UDON」に出演するユースケ・サンタマリアら
うどんに舌鼓を打つ、映画「UDON」に出演するユースケ・サンタマリアら

 【カンヌ(フランス)21日=近藤由美子】フジテレビがフランスで、讃岐うどんを振る舞った。映画事業が好調な同局映画のラインアップ発表会を同地で行ったもので、その名も「UDONパーティー」。讃岐うどんを題材にした映画「UDON」(本広克行監督、8月26日公開)を、世界公開を目指し、PRするのが目的。村上光一社長もカンヌに乗り込むなど、連日派手なPR活動を展開中で、その目玉イベントとして行われた。日本食はカンヌでも人気で、毎年、日本の配給会社主催のすしパーティーは大盛況。この日は海外でまだ浸透していない「UDON」に約300食に、600人が集まった。

 主演のユースケ・サンタマリア(35)が「うどん、シルブプレ(召し上がれ)!」と呼び掛けると、参加者は割りばしを器用に使い、1本ずつつまんでは「トレビアン(おいしい)!」と喜んだ。うどんは本広監督の弟で、うどん職人の秀行さん(37)が打った。小麦粉25キロと塩以外はすべて現地調達で、すだち、ネギも用意した。重要な食材でもある水は、フランス産の「ボルビック」を使用。小麦粉が固まらないなどのトラブルも発生し、仕込みには3日かかった。

 本広監督は「外国人が争うようにうどんを持っていくのを見て、世界に通じると思った」と手応え十分。現在、編集中だが「日本人しかしないすする行為をもっと取り入れてもいいかな」など、映画を見てうどんをすすってもらえるよう、構想を膨らませていた。

[2006年5月22日8時33分 紙面から]

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