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映画「ヅラ刑事」窓口でカツラ外せばタダ

モト冬樹は必殺技モトヅラッガーを披露する(撮影・川口晴也)
モト冬樹は必殺技モトヅラッガーを披露する(撮影・川口晴也)

 モト冬樹(55)の初主演映画「ヅラ刑事」(16日公開、河崎実監督)のPRイベントが10日、東京・渋谷シネクイント前で行われ、公開前にもかかわらず続編の製作決定が発表された。

 ヅラ(かつら)を投げるモトヅラッガーを必殺技とする異色刑事の超B級コメディーで、ばかばかしさが評判となり前売り券がよく売れた。「いかレスラー」「コアラ課長」「日本以外全部沈没」など、ふざけた映画を本気で作ってきた河崎監督は「続編のタイトルは『ヅラ刑事3』。3作もやってる人気シリーズだと勘違いさせたい」とご機嫌。「絶対ヤセるヅラ刑事3」「エビちゃんOLとヅラ刑事3」など、人の興味を引こうと無節操な副題候補を次々と発表し、渋谷の若者を苦笑させた。

 劇場では、かつらを愛用している人が窓口で勇気ある取り外しをした場合は無料観賞できるカミングアウト割引も実施される。

 映画宣伝のため、あちこちでかぶったり投げたりの日々を送ってきたモトは「悩んでかぶっている人に気を使って宣伝するのが大変でした」。一方で、渋谷パルコにヅラ自販機まで登場する人気に「あの一級建築士に、かつらボクサー。世の中はヅラブームが来ている」。最高気温33・7度の渋谷で、この日も装着しては投げるという作業に励んでいた。

[2006年9月11日8時11分 紙面から]

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