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「悪夢探偵」ローマと釜山映画祭同時上映

 松田龍平(23)とhitomi(30)が主演する映画「悪夢探偵」(塚本晋也監督、来年1月13日公開)が2つの国際映画祭で同日同時間にプレミア上映されることが1日、分かった。ローマと釜山の映画祭コンペティション部門に出品され、ローマは14日正午、釜山は同日午後8時(いずれも現地時間)から上映。映画界で初の試みとなる。

 国際映画祭のコンペ出品は通常、世界の各映画祭の中で初上映が条件。02年「六月の蛇」がベネチア映画祭審査員特別大賞を獲得するなど、国際的評価の高い塚本作品をコンペ部門の目玉に据えようと、両映画祭関係者が努力を重ねた結果、時差を考慮した同日同時間上映で決着。両映画祭コンペ出品が可能となった。塚本監督は予想外の仰天プランに驚き喜んでいる。ローマには同監督や出演者が、釜山には関係者が駆けつける予定だ。

 ローマ映画祭は、世界3大映画祭の1つ、ベネチアに対抗するように今年から開催される。世界最古の映画祭として権威を保ってきたベネチアだが、最近はカンヌに地位を奪われたと批判も受けており、ローマに世界の映画関係者は注目している。予算はベネチアの12億円を超える15億円。グランプリ賞金は映画祭では破格の3000万円。ニコール・キッドマン主演作で13日に開幕、ショーン・コネリーが特別演技賞を受賞することも決まった。コンペ14作品中、日本映画は「悪夢探偵」のみ。各賞が発表される閉幕式は21日。釜山は20日閉幕。

[2006年10月2日7時45分 紙面から]

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