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35歳同士、塚地が檀れいにラブコール

塚地武雅(左)の「次はラブシーンで共演を」のラブコールに苦笑いする檀れい
塚地武雅(左)の「次はラブシーンで共演を」のラブコールに苦笑いする檀れい

 第49回ブルーリボン賞(主催東京映画記者会=日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者で構成)の授賞式が13日、都内で行われた。「間宮兄弟」で新人賞獲得のドランクドラゴン塚地武雅(35)が、同賞を同時受賞した檀れい(35)に共演を熱望した。主演男優賞の渡辺謙(47)は、前日まで出席していたベルリン映画祭から直行して授賞式に参加した。

 新人賞を射止めた塚地はお笑い、檀は宝塚の出身。映画界に初めて飛び込んだ作品で、かつては石原裕次郎さんらトップスターが獲得してきた栄誉ある賞を手にした。ともに35歳。外見からはとても共通項が見つからない2人に予想外の接点が生まれた。

 受賞スピーチに立った塚地は「ただの若手芸人なのに」と汗をふきながら謙虚に話し始めた。会場入りする際に「一般の方はこちらです!」と受付で呼び止められるほどオーラがなかったエピソードで場内を沸かせた。司会から檀との同時受賞について水を向けられるとニヤリと不敵な笑みを浮かべ「ぜひとも恋人役でお願いしたいです」とラブコールを送った。

 着席していた檀が苦笑していると「台本上、必要性があればキスしてもいいですよ」とむちゃな言い分を畳み掛けた。檀は「武士の一分」で抱かれたい男NO・1の木村拓哉(34)と共演して女優生活をスタートさせたばかり。あまりの“落差”に戸惑ったのか「台本を読ませていただいてから考えます」と答え、笑いを誘った。

 授賞式では冗談で済まされた接点が、迷コンビ誕生の引き金になる可能性があるかもしれない。塚地は次回作を撮影済み。檀も新作の撮影に入るなど、今後も映画界での活躍が期待される。塚地は冗談交じりに「(相方の)鈴木拓には悪いですが、映画に力入れていこうと思います」。檀も「未知の世界ですが精進していきたい」と抱負を語った。

 日本映画は昨年、洋画の興行収入を上回るなど好調が続く。授賞式には多数の映画関係者が出席し、壇上の2人を見詰めていた。追い風に乗って2人が共演する恋愛映画が製作される日が来ないとは誰も言い切れない…。

[2007年2月14日8時49分 紙面から]

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