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石原都知事が香取と映画で「慎コンビ」

 石原慎太郎都知事(74)が映画監督として香取慎吾(30)に出演依頼を持ちかけた。香取が司会を務めるテレビ朝日系「SmaSTATION!!」(土曜午後11時)で2人が対談。石原氏が「(任期満了の11年以降に)映画監督をやりたい」と夢を明かした。

 公開中の映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」で製作総指揮と脚本を手掛けて話題になったが、実は映画界とは深いつながりがある。大学在学中の著書「太陽の季節」で作家として脚光を浴びたが、就職先に選んだのは映画会社大手の東宝だった。自分の小説の映画化となる58年「若い獣」で監督を務めた。しかし「物書きになると言って辞めちゃった」。

 それでも映画界との関係は続き、岩下志麻主演作「処刑の島」でプロデューサー、京マチ子主演作「穴」では挿入歌を歌った。俳優としても「太陽の季節」「狂った果実」で弟の石原裕次郎さんと共演するなど7作品に出演。映画化された原作は35作品に及ぶ。「あのまま映画監督になっていたらかなり面白い映画を作ったと思うよ」。

 石原氏は興味深そうに話を聞く香取に「今度、撮ろうよ、一緒に」と出演を持ち掛けた。もともとNHK大河ドラマ「新選組!」に主演した香取に俳優として注目していたという。驚きながらも香取は「俳優にも興味がある」と話していた石原氏に「では僕と共演しましょうか」と仰天プランを提案。石原氏も「いいねえ、親子役をやろう」と笑顔で返した。

 対談後、香取は「親子役もいいですが、厳しく熱い仕事を題材に上の世代にぶつかっていく若者役もいいな。熱いセリフのやり合いをするような作品がいい」と夢を語った。19日放送。

[2007年5月15日8時42分 紙面から]

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