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志の輔の新作落語「歓喜の歌」映画化

 立川志の輔(53)の新作落語「歓喜の歌」が映画化され、小林薫(55)が主演することが20日、分かった。「歓喜-」はある町の文化会館主任が、大みそかに、2つのママさんコーラス隊の予約をダブルブッキングしてしまったことから始まる、町中を巻き込んだ騒動を描いている。主演の小林は「話に無駄がなくテンポも良い。どう映画にするか楽しみ」とコメントしている。

 志の輔はこの日、都内で出演した「にっかん飛切落語会」の会場でチラシを配布して告知。メガホンを取るのは「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」の松岡錠司監督で「志の輔さんの代表作を映画化できて光栄」と話している。クランクインは今月末、公開は来年予定。

 これまで、新作落語の映画化は、故春風亭柳昇さん原作の「与太郎戦記」シリーズ(69~70年)などがある。古典落語を原作にした作品は「幕末太陽傳」(57年)や「怪談」(8月4日公開)などがある。

[2007年7月21日16時45分 紙面から]

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