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13歳福田麻由子ヒロイン抜てき
女優福田麻由子(13)が映画「L(仮題)」(中田秀夫監督、来年2月9日公開)のヒロインに抜てきされたことが9日、分かった。昨年、前後編合わせて興行収入80億円を記録した「デスノート」のスピンオフ企画。「デスノート」で主人公(藤原竜也)と対決したL(松山ケンイチ)が今作の主人公。福田は孤高の天才だったLが守らなければならない、物語の重要なカギを握る少女を演じる。
福田は300人の中から選ばれた。中田監督は起用理由を「意志の強さを表すきりっとした瞳。もはや子役の枠を抜け出た、女優としての感受性、表現力のシャープさにほれ込みました」と説明。さらに「聡明(そうめい)さや清潔感を強調するために」と髪を切るように指令。福田は20センチも切り、1日のクランクインを迎えた。
福田は「大好きだった『デスノート』のスピンオフに出演できて、うれしい気持ちと不安な気持ちが両方あります。でも、やるからには楽しみながら精いっぱいやりたいと思います」。また、同映画は日本、韓国、香港、台湾で同日公開され、米国、オーストラリア、カナダでの公開も予定している。
[2007年8月10日8時18分 紙面から]
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