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談志&志の輔が師弟初共演
落語家立川談志(71)と立川志の輔(53)が映画「歓喜の歌」(松岡錠司監督、来年2月2日公開)で「師弟初共演」することが10月31日、分かった。同作は志の輔の新作落語が原作。セリフを交わすシーンはないが、2人とも印象的な出演を果たしている。
2つのママさんコーラスグループが、会場のダブルブッキングに巻き込まれる騒動を描いた作品で、談志は、コーラス隊が練習場所として借りている寺の住職を演じた。練習場所を提供する優しい住職と思わせつつ、ちゃっかり1人100円の使用料を取るかわいげのある役だ。
志の輔は本人役で登場。地方公演の会場に向かうタクシーで、落語好き運転手にうんちくを語られて閉口する場面に出演した。この運転手が、安田成美演じるコーラス隊指揮者役の夫、という設定だ。
志の輔は、師匠の出演について「ワンシーンでもワンカットでもいいから、師匠に出演してもらいたかったんです。どんな役になるかは分かりませんが、と言ってお願いに行ったら快諾してくれました。自分の落語が映画になる喜びを増幅させてくれました」と話した。
出演オファーは志の輔がした。談志は「ギャラはいらないから、クレジットの後に『無料出演』と入れてくれ。おれとお前の間には友情はない」と言ったそうだ。映画化についても「おめでとうございます。映画が成功することを心から願ってやみません」と話すだけ。ただ、メッシュを入れた髪を染め直して撮影に臨むなど、最大限の祝福をした。
志の輔は「役どうこうより、師匠が実際に撮影に行ってくれたことがうれしいです」と喜んだ。今度は師弟が完成試写会などで、ステージに並ぶ姿が見たいところだ。
[2007年11月1日8時1分 紙面から]
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