このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 芸能 > シネマ > ニュース



山口智子がキッドマンに仁義

上映会のレッドカーペットを歩く左から山口智子、西内まりや、成海璃子
上映会のレッドカーペットを歩く左から山口智子、西内まりや、成海璃子

 【ロンドン27日(日本時間28日)=瀬津真也】女優山口智子(43)が女優ニコール・キッドマン(40)に仁義を切った。「私があなたのアフレコを担当します」。山口が15年ぶり声優として出演する映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」のワールド・プレミア上映会が行われ、キッドマンと対面した。同映画は来年3月1日公開の予定。

 上映会を終えた山口は冗舌だった。「私、初めて(女優さんを)見上げて話して、肩を抱かれちゃいました。いつもは見下ろす感じばかりでしたので」。170センチと日本の女優としては長身の山口にとって、176センチのニコールは、初めて対面する“世界標準”の同業者だ。「以前から彼女のことが好きでした。チャーミングでゴージャス。女優としてしんのある強さを感じさせて、なおかつ美しい。映画に出てくると、パァーっと華やぐ存在じゃないですか」と、まるでミーハーな一ファンのように、解説した。

 90年代前半に「視聴率女王」とまで呼ばれた山口だが、過去の映画出演8作だけだ。ハリウッド映画にかかわるのも初めて。ファンタジー好きで「夢と希望に満ちあふれた映画、とことん幸せになれる物語が大好きです。勇気をもらえました。」と話す。

 ニコール演じるコールター夫人は悪役だが「女性は誰でも悪の部分を持っている。自分は意地悪な人間だと思ってますから」と、含み笑いしながら報道陣の反応を楽しんでいた。悪女は96年のドラマ「古畑任三郎SP」での犯人役以来12年ぶりだが、早速肩慣らしといったところだ。

 95年に唐沢寿明(44)と結婚し、しばらく休業していた。04年に特別ドラマ「向田邦子の恋文」で復帰したが、それ以来3年以上女優業から離れていた。「初心に帰って頑張ります」。フレッシュな共演者・西内まりや(13)成海璃子(15)と並んで、はつらつとした笑顔をみせた。「山口智子」が輝いていた。

[2007年11月29日9時8分 紙面から]

  • エヌスクへ
関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「山口智子がキッドマンに仁義」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ