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国道246題材にジャンル超え6人監督挑戦

 国道246号(通称ニーヨンロク)を題材に、ジャンルを超えた6人が映画監督に挑戦する異色オムニバス「R246STORY」が製作されることが17日、分かった。メガホンを取るのは浅野忠信(34)中村獅童(35)ユースケ・サンタマリア(36)の俳優3人と、ヒップホップ界からm-floのVERBAL(ヴァーバル=32)とリップスライムのILMARI(イルマリ=32)の2人に、元格闘家で作家活動も開始した須藤元気(29)が加わった6人。浅野を除く5人が初メガホンとなる。

 国道246号は若者の人気スポットを結ぶストリート。最先端の雰囲気と並木道など自然と融合した景観も人気で、多くのドラマや映画の舞台になってきた。製作関係者は「勤務地やデートスポットであり、出会いや別れなどドラマが生まれる都内でも有数の道路。才能豊かな6人の独特の発想を引き出すにはこれ以上ないと思いました」。

 6人はSFやドキュメンタリー仕立て、ラブストーリーなど自由な発想のオリジナルストーリーで製作する。脚本を自分で手掛ける場合や映画監督や劇作家に依頼するなど手法はまちまちだが、予算は同程度で上映時間はそれぞれ30分以内。各ジャンルで個性を発揮する6人が、同一条件の中で赤坂、青山、渋谷、三宿、二子玉川など都会的で洗練されたイメージの国道246号をどのように切り取るのか。映画界の新しい試みとして注目される。

 各監督が出演もするが、共演者には大杉漣、的場浩司、加瀬亮ら映画俳優の名前がずらりと並んでいる。中村の作品はすでに撮影を終えているが、ほかのメンバーは来年に入ってから撮影に入る。デスペラード配給で来夏公開。来夏で10回記念開催を迎える短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」にも出品予定。

[2007年12月18日8時58分 紙面から]

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