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不倫疑惑の姫井由美子参院議員が演劇出演

 不倫疑惑が報じられている民主党の姫井由美子参院議員(48)が2日、東京・日比谷公会堂で行われた国会議員らによる演劇「平成幕末世直し劇『草奔崛起(そうもうくっき)! 高杉晋作と奇兵隊』」に出演した。党から出演自粛の要請があったという姫井氏は、長州藩重臣の介添人と芸者の2役で登場。「ここに来ることを禁じられていましたが、何を恥じることもございません」と、台本にないセリフを入れ、心境を明かした。

 紫色の着物姿の姫井氏は、劇の前半部分で長州藩の重臣の介添人役で登場した。重臣役の印刷会社社長から「『姫の虎退治』で有名な姫井さんに介添人をお願いしました」とふられると、姫井氏は真っ白に化粧した顔に笑みを浮かべながら「姫は姫でもやんちゃな姫にございます。本日もここに来ることを禁じられていましたが、誰に何を恥じることもございません」。台本にはない意味深なセリフを口にした。

 報道陣の取材には応じないとしていた姫井氏は開演前、主催のNPO「グローバルネットワーク」を通じて手書きのコメントを発表した。「しばらく表舞台での登場は控えるようにと、ご指導いただいていました」と、党本部から出演自粛の要請が出ていたことを示唆し、「私から出演をお願いしていたこともあり、お約束を守ることにいたしました」「最も尊敬し、大好きな高杉晋作の舞台ですので大切にしたい」と記した。

 前半と後半の合間には、国会議員ら数人とトークショーに出る予定になっていたが、「諸般の事情」(主催者)で、姫井氏は登場せず、後半部分で芸者役を演じると、出演者の出入り口ではない別の出入り口を使って日比谷公会堂の外に出て、関係者が運転する車で立ち去った。

 姫井氏は8月29日に「あまりにもメチャクチャですからこれに関してはコメントしません」と話したのを最後に公の場から姿を消し、31日の両院議員総会も欠席。報道陣の前に現れたのは4日ぶりだった。山県有朋役で出演した民主党の河村たかし衆院議員(58)は「姫井さんにはこれは事実、これはウソと説明してもらいたい。隠しちゃいけません。本当のことをきちっと。税金で食っているわけですから」と、説明責任があることを指摘。藤田幸久参院議員(57=民主党)も「議員が自らの身を清めて、正し、信頼を得るような活動をしていかなければ。議員は国民からお金も票もいただいているわけですから責任がある」と話していた。

[2007年9月3日8時29分 紙面から]

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