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熊川哲也が「第九」で新作バレエ

 バレエダンサー熊川哲也(35)がベートーベン「第九」を新作バレエで上演することが6日、分かった。来年3月にオープンする東京・赤坂ACTシアターのプレミアムオープニング公演、熊川哲也Kバレエカンパニー「新作バレエ ベートーヴェン『第九』」(3月14~20日)として上演される。

 熊川はオープニング公演の打診があった時に「第九」がひらめいたという。「壮大にして歓喜に満ちあふれたあのスペクタクルな音楽を聴くと、なんとも祝祭的気分になります」。実は「第九」でバレエ作品という思いは以前からあった。「その積年の思いと、今の自分自身のバレエに対する思い、劇場のプレミアムオープンというスペシャルな場を飾ることへの思い、そうしたすべての要素が、僕の中で『第九』とシンクロした感じがします」。

 現在、構想を練っており、収集した世界中の名だたる「第九」CDを聴きながら音楽の構成を立てている。「『第九』のイメージは『大地の産声』『生命の誕生』。何かが生まれる瞬間の躍動感というか、マグマが噴き出すようなエネルギーの放出をバレエとして表現したい」。音楽は全4楽章で合唱付き、生演奏となる。舞台を張り出しにし、オーケストラと合唱団がずらりと並び、ダンサーたちは彼らに背後を囲まれるようにして前方のステージ中央で踊る。「オーケストラピットがないため、舞台と客席は近くなり、目の前で踊るダンサーたちの躍動とエネルギーを感じられると思います。僕にとっても挑戦の舞台になりそうです」と楽しみしている。

[2007年12月7日8時18分 紙面から]

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