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ヒルトン家当主、パリスには遺産やらん!

 【ロサンゼルス26日(日本時間27日)=千歳香奈子通信員】米「お騒がせタレント」パリス・ヒルトン(26)、セレブ転落危機? 「ヒルトン・ホテルズ」で知られる米資産家ヒルトン一族を率いるバロン・ヒルトン氏(80)が、自身の死後、23億ドル(約2530億円)に上る資産の97%を慈善基金に寄付すると発表した。バロン氏は「問題孫」パリスの乱行ぶりに激怒していたとされ、彼女に巨額遺産を渡さないというキツ~いお仕置きに踏み切ったとみられている。

 米メディアによると、パリスの祖父バロン氏は26日、自身の死後、遺産の97%を慈善基金「コンラッド・N・ヒルトン財団」に寄付する意向であると発表した。同氏の総資産は現在、23億ドル。バロン氏は世界有数のホテルチェーン「ヒルトン・ホテルズ」創業者コンラッド氏の息子。この総資産には今夏、ヒルトン・ホテルズを米大手投資会社に売却した際の取り分12億ドル(約1320億円)も含まれているという。

 バロン氏にはパリスを含め11人の孫がおり、この遺産のうちパリスは3000万ドル(約33億円)程度相続できるとみられていた。しかしバロン氏の今回の決断で、パリスの相続分は激減することが確定。一族の資産を背景にした「セレブタレント」キャラが消滅する可能性が浮上した。

 背景にはバロン氏が、パリスのスキャンダル連発に対し「一族の名を汚した」と激怒していたとされることがある。パリスは昨年9月、ロサンゼルスで酒気帯び運転の疑いで逮捕。保護観察中で免許停止中だった今年2月、車を運転しているのが見つかり同6月、拘置された。このほかにも元恋人との「セックスビデオ」流出や派手な男性関係など、ゴシップが日々報じられ「お騒がせタレント」になっている。

 今回の寄付は事実上、パリスの行状に怒っているバロン氏が、巨額遺産を「パリスよりも慈善事業に」と決断、パリスに痛烈な仕置きをすることを決めた表明でもあるとみられている。 コンラッド・N・ヒルトン財団は1944年、コンラッド氏が設立。目の不自由な人の教育や障害者用住宅建設などの慈善事業に用いられてきた。現在、バロン氏自身が理事長。代表を務めているバロン氏の息子は今回の寄付声明について「誇りに思うし、感謝する」と述べており、一族からもバロン氏の決定は支持されているもよう。パリスは今回コメントを発表していない。

[2007年12月28日9時17分 紙面から]

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