ブラジルW杯特集

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W杯ヒストリー

第6回スウェーデン大会

新時代の幕開け、ブラジル初優勝

 1958年のスウェーデン大会は、世界中の人々に多くの衝撃を与えた。参加国は過去最多の55カ国。ウルグアイをはじめイタリアやスペイン、ベルギー、オランダなど強豪国が相次いで予選敗退した。

 そんな中、開催国スウェーデンやソ連(現ロシア)、ウェールズ、北アイルランドなど新たな顔ぶれがそろった。勢力図の変化を象徴したのは、後に王国を築き上げるブラジルの初優勝。まさに新時代の幕開けだった。

 サッカーの世界規模での普及と発展を願ったW杯の父、ジュール・リメ氏が83歳で逝去したのが、開催2年前の56年。イベントというハードの熟成に加えて、ソフトの面での進化でリメ氏の遺志は引き継がれた。

 前回の54年スイス大会からW杯のテレビ中継が始まったが、このスウェーデン大会から全世界に中継の輪が広がった。人々は、フォンテーヌ(フランス)ザガロ(ブラジル)ら世界トップクラスの技術を持つスターのプレーにくぎづけとなった。やがてW杯の商業的な価値も上がり、近年では法外な放送権料が発生するまでになった。

 選手たちも、周囲の期待と関心を裏切らない活躍を見せた。中でも50年母国開催の決勝で南米のライバル・ウルグアイに逆転負けを喫したブラジルの躍進は、同国民のみならず世界のファンを熱狂させた。すい星のごとく現れたのが、W杯初出場のFWペレ。王国の礎を築いた「神」は、このとき17歳だった。

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本田圭佑

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2024年1月1日

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