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本田、頸部手術していた ミラン移籍直前


 【クリアウオーター(米フロリダ州)】日本代表のエースMF本田圭佑(27=ACミラン)が、頸部(けいぶ)の手術を受けていたことが1日、明らかになった。首の付け根付近を横に約10センチ、メスを入れた。日刊スポーツの取材では昨年12月にCSKAモスクワを退団してから、今年1月にACミラン入りするまでの1カ月間に国内で手術に踏み切ったものとみられる。日本のエースは悲壮な覚悟で、優勝を公言する自身2度目のW杯に臨む。

ミニゲームで汗を流す本田。首元には手術痕が見受けられる(撮影・狩俣裕三)

 本田が首にメスを入れていたことが判明した。頸部に横に10センチほどある生々しい傷。赤みがかった手術痕は、病に苦しんだことを物語っている。W杯に向けた最終合宿地となるフロリダ入りした5月29日(日本時間同30日未明)、チャーター機で到着したタンパ国際空港内。日刊スポーツの頸部手術歴に関する問いに、本田は「何もないよ。何でもない」とだけ語り、病名と手術時期については明言を避けた。

 本紙の取材では、CSKAモスクワ退団が決まって一時帰国した昨年12月12日から、ACミランに移籍するためにイタリア入りした今年1月4日の間にメスを入れた可能性が高い。昨年12月に成田空港に到着すると極秘で首都圏の病院に家族を伴って直行。黒いワゴン車で病院駐車場に入ったまま、再び姿を見せることはなかった。関係者が大型スーツケースを数個、車から病院内に運び込む姿も見られ、病院職員が本紙記者を追い払うほど緊迫した状況だった。その後、年末にかけて療養のためか、沖縄・宮古島に滞在している。

 予兆は、13年1月に当時所属していたCSKAのスペイン・カンポアモール合宿中にあった。体調不良を訴えて離脱。一時は日本代表の親善試合ラトビア戦(同年2月6日)などで復帰したが、すぐに再離脱した。3月26日にはクラブの了承を得て、ロシアリーグのシーズン中に緊急帰国。この頃から本田の体調面に異変があったものとみられ、時期を見極めて、12月に手術に踏み切ったようだ。

 決意のW杯になる。2得点を決めて世界16強進出に貢献した10年南アフリカ大会後からの4年間で、3度の手術を受けた。11年9月にバルセロナで右膝半月板、12年6月には視力回復の手術。そして今回はサッカー選手特有の足などの負傷ではなく、体の中心部にまでもメスを入れた。それも「集大成」と位置づける今回のブラジル大会で、公言するW杯優勝という目標を達成するために、体をより万全の状態にしようという決断だった。5月31日(同1日未明)に、合宿地で行われた報道陣の共同取材。英語で「優勝できるのか?」と問われた本田は「Yeah(はい)」と即答した。さらに「逃げ道はない」「世界を驚かせたい、そう強く思っている」と続けた。揺るぎない信念を貫き通す覚悟がある。本田はここまでしても世界一にこだわる。























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