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第15回米国大会

追放、射殺...ショッキングな話題の連続

 マラドーナ追放に続いて、94年米国大会に衝撃が走った。7月2日未明、コロンビアDFエスコバルが射殺されるというショッキングなニュースが駆け抜けた。

 コロンビアはユニークなヘアスタイルでも人気だったMFバルデラマらを擁し、優勝候補とも言われていた。しかし、エスコバルが1次リーグ2戦目の米国戦で痛恨のオウンゴールを献上。結局この試合を1-2で落とし、チームも1次リーグ敗退と不本意な結果に終わった。傷心で帰国したエスコバルは、メデジン市内のレストランで銃で襲撃された。「オウンゴールをありがとう」。サッカー賭博で大損した若者による愚行で、コロンビア代表の中心DFは27歳という短い生涯を終えた。

 マラドーナ、エスコバルとショッキングな話題も多かった米国大会だが、もちろん人気選手もたくさん出場し、スターも誕生している。得点王は初の2人による受賞で、6ゴールを挙げたロシアFWサレンコとブルガリアFWストイチコフ。サレンコは1試合5得点の新記録も打ち立てた。

 個性派といえば、メキシコGKカンポスも注目された。自らデザインした派手なユニホームと抜群の運動能力で異彩を放った。また、強力なキャプテンシーを発揮したのは、のちに磐田でプレーしたブラジルMFドゥンガ。不調のMFライーに代わってキャプテンマークを巻いて、個性派軍団を優勝へ導いた。このほかにも数多くのスターが生まれたが、イタリアFWのR・バッジオ、ブラジルFWロマーリオの両雄は、米国大会でスーパースターに上り詰めた。【94年大会取材・岡本学】

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