このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > スポーツ > ゴルフ > ニュース



遼クンパワーアップ目指し肉体改造中

17番グリーンの奥に記念植樹する石川遼(撮影・木村有三)
17番グリーンの奥に記念植樹する石川遼(撮影・木村有三)

 石川遼(16=杉並学院1年)が敏腕トレーナーの仲田健氏(38)の指導で肉体改造を図っていることが15日、分かった。プロ野球阪神の桧山や、ボクシング元WBA世界スーパーフライ級王者名城らの指導歴がある仲田氏に10月から師事。全身のパワーアップに努めている。石川はこの日、最年少優勝を遂げたマンシングKSB杯の開催地、岡山・東児が丘マリンヒルズGCを訪れ「記念植樹」をこなした。

 早ければ来季開幕前のプロ転向に備え、遼くんが本格的なパワーアップに取り組んでいた。仲田氏とは、女子プロの大山志保を介して知り合い、10月日本オープン終了後から体力強化を図っていた。この日も、東児が丘マリンヒルズGCでの「記念植樹」を終えると岡山市内のホテルに戻り、仲田氏が見守る中でトレーニングを消化した。

 「腹筋、背筋とかいろいろやってます」。石川が話すように、メニューは体幹を中心に全身を強化するもの。仲田氏は男子プロの平塚哲二らも指導しており、ゴルファーの体も熟知している。中腰の姿勢で片足を上げ下げすることで、スイングの体重移動時に重要な股(こ)関節を鍛えたり、敏しょう性や下半身の筋肉を高めるためのメニューも採用。石川がまだアマチュアということで、仲田氏も無償で協力しているという。

 石川にとって体力強化は、大きな課題だった。男子ツアーで今季予選通過した6試合(予選のない日本シリーズを含む)の最終ラウンドで、アンダーパーは優勝したマンシングKSB杯(66)の1度だけ。最終日にスコアを伸ばせる体力の必要性を感じていた。「がんがんトレーニングしたい」と意欲的で、28日から長野県で3日間のクロスカントリースキー合宿も予定している。

 この日、父勝美氏は来年4月の男子開幕戦東建ホームメイト杯への出場について「出るでしょう」とあらためて前向きな姿勢を示した。プロとして1年のシーズンを乗り切るため、遼くんはオフに鍛えまくる。

[2007年12月16日9時25分 紙面から]

  • エヌスクへ

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「遼クンパワーアップ目指し肉体改造中」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ