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佐伯＆諸見里５打差７位タイ／Ｗ杯ゴルフ

＜女子ゴルフ：第４回Ｗ杯＞◇初日◇１８日◇南アフリカ・サンシティー、ゲーリー・プレーヤーＣＣ（パー７２）

　佐伯三貴（２３）諸見里しのぶ（２１）の日本代表が、好発進した。６アンダーの６６をマークし、首位の韓国と５打差の７位タイにつけた。佐伯はパットがさえて５バーディー。雷雨による中断も、最終１８番ロングで諸見里がイーグルを奪った。フォアサム方式の２日目でさらに順位を上げ、０５年の第１回大会（宮里藍、北田瑠衣）以来の優勝を目指す。

　大和なでしこコンビが、最高の形で締めくくった。前半、不調だった諸見里が最終１８番ロングで爆発した。２打目をピン上２・５メートルにつけてイーグル奪取。ホールアウト後「まだ手が震えています。おいしいところを、持っていっちゃいました」と大喜びした。

　姉御肌の佐伯が、強心臓で諸見里を支えた。１番ロングで３メートルのバーディーパットを入れて勢いづき、１５番まで１人で５バーディー。昨年の全英女子オープンで日本人最高の７位に入った勝負強さは健在だ。「今日はバーディーを取りすぎ」と笑った。

　同じ組の優勝候補スウェーデン（グスタフソン、ヨース）と競り合い、１６番のプレー中に悪天候で約２時間の中断にも耐えた。１７番ではともに第１打でトラブルも、２年連続出場の諸見里がパーセーブして最終ホールのイーグルにつなげた。１４位に終わって大泣きした昨年のリベンジを期している。２日目も固い結束で順位を上げる。

［2008年1月19日9時19分　紙面から］

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