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遼クン、パナソニックと所属契約へ

ヨネックスと用具使用契約を結び、新しいウエアでポーズをとる石川遼
ヨネックスと用具使用契約を結び、新しいウエアでポーズをとる石川遼

 石川遼(16)が、家電国内最大手の松下電器産業と所属契約を結ぶことが25日、分かった。創業90周年を迎えた同社は、今年10月から世界的ブランドの「パナソニック」に社名を変更の予定。新時代の世界戦略の広告塔に、遼クンを指名した。石川はこの日都内で、スポーツ用品メーカーのヨネックスと、日本のスポーツ界では異例の「10年総額15億円」の用具使用契約を締結。日本を代表する大企業のサポートと、小学時代から愛用のクラブで2月5日の全英オープン予選(オーストラリア、シドニー)に臨む。(金額は推定)

 世界一を目指す遼クンが、日本を代表するグローバル企業とタッグを組む。世界最年少15歳でプロツアーを制した実力と「マスターズ優勝」を公言する向上心。そして、物おじしないさわやかなイメージが、同社の世界戦略と一致した。

 所属契約に関しては、プロ宣言以来、複数の企業が水面下で激しい争奪戦を繰り広げていた。石川家を知る関係者は23日に「(石川サイドは)日本を代表するような企業と契約できればと考えているようだ」と証言。石川サイドは同社に一本化して交渉を進め、この日の昼までに合意に至った。全英予選出場のため、オーストラリアに出発する28日に記者会見を開く。

 遼クンに寄せる同社の期待は、計り知れない。プロ転向会見当日の10日の臨時取締役会で、全世界に知られたブランド名「パナソニック」への社名変更を決めた。遼クンのプロ人生と、世界市場での頂点を目指す新社名の「船出の日」が重なった。同社はメジャー出場や将来の米ツアー挑戦を全面的にバックアップ。遼クンが世界的なゴルファーに成長し、「パナソニック」の顔になることを期待している。

 遼クンの登場で、人気回復の兆しを見せ始めた日本男子ゴルフ界にとっても願ってもない契約だ。同社は、スポンサーとして日本ツアーへの参入を表明。9月には、おひざ元の大阪でパナソニックオープンを開催する。この日の用具使用契約に続き、所属契約も決定。順風満帆の遼クンは、最高のサポート態勢を得て、プロデビューの地、オーストラリアに旅立つ。

[2008年1月26日9時5分 紙面から]

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