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遼クンに援軍、コースメンバーとプレー
- 新品のパナソニック製携帯電話で、コースに現れたトカゲを撮影する石川遼
【シドニー(オーストラリア)29日=大石健司】石川遼(16=パナソニック)が、人生初のオーストラリアで頼もしい援軍に恵まれた。2月5日開幕の全英オープン予選に備え、日本から半日かけて会場のザ・レークス(パー73)入り。午後から、現地在住で同コースメンバーの鴨粕(かもかす)幹夫さん(54)に同伴し、早速18ホールをプレーした。メンバー歴25年の大ベテランから、コースの特徴と攻略法を伝授された遼クンは大感激。あらためて、上位4人までに与えられる全英切符獲得を誓った。
遼クンが頼れる人物のバックアップに奮い立った。この日朝、真夏のオーストラリアに到着。ホテルで軽く休息しただけで、予選会場に移動。そこで、関係者の紹介を受け、シドニー市内で英語学校を経営する鴨粕さんに出会った。メンバーの同伴が必要な会員制の名門コースも、すんなりプレーすることができた。
最初の1番は、力んだのか第1打を左の池に入れる波乱のスタート。しかし、鴨粕さんから風向きやラフやグリーンの特徴を、事細かに教わるとショットもパットも本来の切れが戻った。9番で3メートルを沈めるなど、3つのバーディーを決めた。「1人で回るより、4倍はためになりましたね。僕は本当にこういう縁に恵まれています」と声を弾ませた。
1日36ホールの短期決戦で争う全英予選では、体力や技術力だけでなく、コースの特徴をどれだけ熟知しているかが鍵となる。「午前と午後では、風向きがまったく変わるそうです。グリーンもピン手前からは速いのに、奥からだとそうでもないと。いろいろな情報を教えていただいたので、ぜひ予選を通過したい」と話した。鴨粕さんも「本当に、すがすがしい好青年ですね。自然と応援したくなる」とすっかり魅了されたもよう。「当日はゴルフ好きの(現地の)日本人が100人は応援に来るでしょう」と「臨時応援団」の結成もほのめかしていた。
[2008年1月30日9時26分 紙面から]
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