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高田が2度目の大会MVP/アメフト

MVPを獲得しトロフィーを手に笑顔を見せる松下電工の高田鉄男
MVPを獲得しトロフィーを手に笑顔を見せる松下電工の高田鉄男

<アメリカンフットボール・ライスボウル:松下電工52-38関学大>◇3日◇東京ドーム◇日刊スポーツ新聞社後援

 社会人王者の松下電工が3年ぶり3度目の日本一に輝いた。前半からリードを奪い、学生王者の関学大を52-38で下した。3QでQB高田鉄男(26)が左足首を痛めて一時退場すると関学大の猛追を受けたが、4Qに志願の再出場でダメ押しのTDパスを通した。高田は立命大時代の03年度に続き2度目の大会MVPを獲得、史上初となる大学、社会人両方で受賞を果たした。

 4Q6分、左足を引きずりながら、高田がフィールドに戻った。3Q11分にタックルを受けて左足首をひねり途中退場。途端に攻撃のリズムを失い、関学大に38-31まで追い上げられると、我慢できずに「出さしてください」とコーチへ直訴した。

 濃紺のユニホームが息を吹き返した。次々とパスを通し、残り3ヤードから最後はTE霊山(かみやま)へTDパス。高田の復帰からわずか4分間でリードを14点に広げた。その1分後にはDB小路がインターセプトからのTDでとどめを刺した。

 高田は大産大付高、立命大で日本一を経験したが、松下電工では入社3年目で初の栄冠。試合前に両目の下に張るシールに白のペンで「山崎先生」と高校時代の恩師の名を書いた。「QBが試合をつくれ」と教えられた“初心”を思い出すためだった。「次は連覇しかない」と高田。松下電工が黄金時代を迎えようとしている。【太田尚樹】

[2008年1月4日9時4分 紙面から]

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