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ホーム アイスホッケーホーム 第71回全日本選手権大会

社会人を相手に奮闘するも準決勝進出ならず

第71回全日本選手権大会 3回戦(準々決勝) VS 日本製紙クレインズ
2月13日(金) 会場:札幌月寒体育館

チーム 1P 2P 3P トータル
法 大
クレインズ


チーム ピリオド 時間 ゴール アシスト アシスト
クレインズ 09:09 #33コリー・フォスター #7ジョエル・ディック #71桑原ライアン春男
法 大 14:39 #35原豪亮 #1西原義宗
クレインズ 17:00 #18伊藤雅俊 #23大澤秀之
クレインズ 01:33 #33コリー・フォスター #20ダーシ・ミタニ #47樺山義一
クレインズ 3:50 #32竹内元章 #19佐藤博史
クレインズ 8:51 #32竹内元章 #20ダーシ・ミタニ #20ダーシ・ミタニ #23大澤秀之
クレインズ 02:24 #19佐藤博史 #72中島谷友二朗 #72中島谷友二朗
クレインズ 09:09 #20ダーシ・ミタニ #47樺山義一
クレインズ 19:03 #8二瓶太郎 #14佐藤匡史

 アジアリーグ初代王者・日本製紙クレインズ(以下クレインズ)との対戦となった準々決勝。法大にとっては自分たちがどこまで戦えるのか試すことのできる絶好の機会となった。 1ピリ、開始からクレインズに攻められるものの、GK片山が好セーブでチームを盛り上げ、均衡状態が続く。試合が動いたのは9分、法大がペナルティで1人少なくなると、クレインズはそのチャンスを逃さずコリー・フォスターが先制点を挙げた。これに対して法大も食い下がり14分、少ないチャンスをモノにする。パワープレーで西原が打ったシュートのリバウンドを原が押し込み、見事同点に追いついた。17分にはクレインズに追加点を奪われ2対1となったものの、まだ試合がどちらに傾くか分からないという展開となった。しかし、17分に衣笠のボーディングにより#34原武が流血、衣笠が退場処分となってしまう。それまで善戦していた法大だったが、2ピリ以降流れを引き寄せることができない。GK片山を中心に全員で必死に守るが3失点。防戦一方の法大は数少ないチャンスを活かし、攻め込む場面もあったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。続く3ピリにはGKを福澤に代え、攻めの手を緩めないクレインズに喰らい付くように守り抜く。しかし結局3ピリにも3失点を喫した。1対8で大敗した法大だが、最後まで守り、少ないチャンスをモノにしようと戦い抜いた。衣笠がまさかの退場となり、攻撃の中心を担う大日向が脳震盪で出られなくなるなどのハプニングもあり、2・3ピリでは防戦一方となってしまったが、1ピリでは法大の全員ホッケーでクレインズを脅かし、会場を沸かせた。このクレインズ戦は社会人とも戦えるのだという自信、そして欠点を克服しようという向上心につながったはずである。 

★選手・監督の試合後のコメント★

#7 松田主将「予想通りの展開だった。何点取られてもモチベーションを保つために、可能性が少しでもある限り勝つんだという気持ちを持って諦めずに戦った。日本リーグのチームと試合をやれるのはスキルアップにつながるし、アピールの場でもある。だから力を出し切った。1ピリで終わる(結果が見えてしまう)ゲームじゃなかったし、大学生でもあれだけできるんだということ、自分のプレーが通用したということが自信になった。(今年を振り返って)今年のチームは弱いと言われていたし、練習試合でも大敗して、ボロボロだった。でもそんな中で春のトーナメントとインカレ2位、秋のリーグ戦3位という成績は素晴らしい。リーグ戦中も明大に勝ったときはいい形ができていた。優勝はできなかったけど、全員でよく頑張ったと思う。」


高校bPの駒大苫小牧をくだし、3回戦(準々決勝)へ!!

第71回全日本選手権大会 2回戦 VS 駒大苫小牧高
2月12日(木) 会場:札幌月寒体育館

チーム 1P 2P 3P トータル
 法 大 
駒大苫小牧


チーム ピリオド 時間 ゴール アシスト アシスト
法 大 01:45 #9衣笠伸正 #7 松田圭介
法 大 04:50 #1西原義宗 #10大日向洋平
法 大 13:31 #27林寛和
駒大苫小牧 16:24 #11塚田裕之 #4南亮太
駒大苫小牧 18:43 #21久保直也 #12小川勝也 #3梁取慎也
法 大 05:29 #29萩原優吾 #9衣笠伸正
法 大 13:13 #7松田圭介 #10大日向洋平
駒大苫小牧 14:59 #12小川勝也 #21久保直也

2月11日から札幌月寒体育館で行われた第71回全日本選手権大会。2回戦から登場した法大は高校bPの駒大苫小牧高と対戦した。
 1ピリ、法大は開始早々にペナルティで1人少ない状況になる。しかし大学生と高校生の力の差を見せ付けるように1分、キルプレーの中で衣笠が先制点を挙げると、4分には西原が追加点を挙げる。13分にはパワープレーを有効に使い、林がゴール。
 続いて2ピリに入ると、法大はなかなか得点できずペナルティばかり増えてしまう。14分に2人のペナルティで劣勢となり、ようやく16分にペナルティが終わった瞬間、まさかの失点。するとその2分後にもリンクを駆け回る駒大苫小牧高に点を入れられ、3対2。1ピリでは貫禄のホッケーを見せ付けた法大だったが、2ピリでは1点差に詰め寄られてしまった。会場内は高校生が大学生に勝利するのではないかという期待の歓声が湧き上がった。
 このままでは終われない法大は3ピリ5分、萩原が4年目での初ゴールを決め、追い下がる駒大苫小牧高を再び引き離すと、13分には松田が大学生のスピードを見せ付けるような鮮やかなバッティングシュートで追加点を決めた。その後駒大苫小牧高に1点を返されてしまったものの、結局5対3で試合終了。パワーやスピード、大学生としてのプライドを見せた法大が、シュート数47本(法大は24本)というように攻めの姿勢を崩さず果敢に立ち向ってきた駒大苫小牧高を下した。

★選手・監督・コーチの試合後のコメント★

#7 松田主将「駒大苫小牧高はスピードもあるし、互角の戦いになるかもしれないと思っていた。実際に試合をやってみて、そんなに速いイメージはなく、スタミナ・体力面で(法大が)上だと思った。小技は高校生も上手。でもシュートスピードとかは大学生が断然勝っていた。5点目のシュートはGKの正面じゃなければシュートが決まると思い、打った瞬間に入るとわかった。」

斉藤監督「高校生相手に(3失点するなど)あんな試合をするのか、と思われるかもしれないが、駒大苫小牧高も強いチームだ。ウチはペナルティが多すぎた(この試合ペナルティ13)。選手はもっとどうすればペナルティを取られるか学習して試合をしなければならなかった。明日は(日本製紙)クレインズが、大学生が相手だと鷹をくくってくればそれなりの試合ができる。しかし全力で戦ってきたら手が付けられないかもしれない。胸を借りるつもりで頑張ります。」


     [2003年関東大学選手権] [2003年秋季リーグ戦(1次)]
[2003年秋季リーグ戦(2次、3次)]
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