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ホームバスケホーム03年の記事

男子 オールジャパン 松下電器に完敗

   
全日本総合バスケットボール選手権
法政大学 VS 松下電器

2004.1/3 東京体育館


76
法政大学
(関東4位)
13 1Q 39 116
松下電器
(JBL4位)
19 2Q 20
28 3Q 28
16 4Q 29

JBL4位の松下電器との対戦。4年生は全員髪を金色に染めて登場。経験を含めあらゆる面でレベルの高い社会人相手に苦戦は必死である。とにかくあきらめずに10点差前後で食らいついてけば勝機が見えてくる。しかし、210cmの日本代表C・青野をはじめ3人の代表選手を要する松下電器の攻撃を抑えきれない。法大はインサイドで攻めることが出来ず、頼みのアウトサイドのシュートも思うように決まらない。1Qで26点差をつけられてしまう。その後もうまく試合をリードされ、点差が離れていく。結局、反撃も実らず完敗。力の差を見せつけられる結果となった。4Q途中からは4年生5人が出場。ベンチから「4年」コールが起きる中、最後まで戦い抜いた。試合後は晴れ晴れとした表情でコートを後にし、4年間の法大バスケ生活を終えた。


男子 オールジャパン 見事に一回戦突破

   
全日本総合バスケットボール選手権
法政大学 VS 札幌大学

2004.1/2 東京体育館


88
法政大学
(関東4位)
23 1Q 15 55
札幌大学
(北海道代表)
22 2Q 18
24 3Q 10
19 4Q 12

地力に勝る法大は1Qからリードを奪い、試合を優位に進めていく。着実に点差を広げていき、4Qは始めから4年生5人全員が出場。法大のユニフォームで戦う最後の舞台である。のびのびと4年間を共にした仲間とのバスケを楽しみながらプレイ。後輩達もしっかりと先輩のプレイを目に焼き付ける。33点差をつけ、見事に一回戦突破。


男子 充実の4位 刻め新たな歴史を

   
全日本学生選手権
法政大学 VS 拓殖大学

2003.12/14 代々木第2体育館


91
法政大学
(1勝2敗)
20 1Q 30 94
拓殖大学
(1勝2敗)
19 2Q 30
22 3Q 13
30 4Q 21

法大 #4 澤岻 21点 3P 4本 5R #5 小川 8R 6A #7 板倉 17点 3P 5本 13R 5A #15 亀井 6R #16 山田 21点

拓大 #4 高岡 26点 5R #6 熊谷 17点 6R 7A #8 加々美 17点 10R #12 伊藤 27点 3P 4本

学生の大会としては、今季最後の試合。それは、4年生にとってはこの試合で一線から退くことを意味する。今季の集大成、4年生にとっては法大バスケ部で得たもの全てを出しきってほしい−悔いを残さないために。1Q、拓大のシュートが高確率で決まる。法大も負けじと決めていくが、相手のペースについていけない。終了間際に澤岻(営4)が3Pを決め、何とか10点差で終了する。2Qも、拓大のシュート確率が落ちない。法大はファウルで得たフリースローで追い上げるも、前半を終了して21点差のビハインドを負ってしまう。逆転するには厳しい状況。でも選手は諦めていなかった。3Q、オフェンスがついに爆発。高久(法1)の豪快なダンク、澤岻の3Pなどで12点差まで詰め寄る。このままでは終われない、終わらせない。そんな気持ちが伝わってくる選手のプレー。4Q、会場の雰囲気が法大ムードに。主将・澤岻が3Pを決め、ガッツポーズを見せる。そして、眠れる獅子、板倉(法4)がついに目を覚ました。春の関東大学選手権でチームをベスト4に進出させた立役者である。しかしリーグ戦では、調子を落とし、さらに相手チームの徹底的なマークにあい、本来の 力を発揮することができなかった。そんな男がついに爆発。選手全員の、そして法大を応援する観客の想いがこめられた手から、3Pが次々にリングに吸い込まれていく。ついに逆転。そのとき、チームは1つになっていた。そこから手に汗握るクロスゲームとなる。入れられたら入れ返す、もうそこには技術を超えた、お互いが絶対勝つという、気持ちと気持ちのぶつかり合いだけである。同点につぐ同点。最後は3点差で負けてしまったものの、そこに勝者と敗者は存在しなかった。そこにあるのは、お互いが力を出しきったという、充実感だけであったに違いない。一年間チームをまとめてきた澤岻はアシスト王・優秀選手賞を獲得し、ファン投票によって選ばれるMIPに輝いた。春の関東大学選手権での23年ぶりのベスト4進出、一転して秋のリーグ戦での入替戦、そしてインカレ。歓喜、安堵、充実感・・・。様々なことを経験してきた今季。4年生はチームを去る。しかし、4年生が残してくれたものは、ずっとチームに根付き、新たな気吹がいつしか優勝という花を咲かしてくれることだろう。3年生を中心にまた新たな歴史が刻まれていく。4年生の選手・マネージャーのみなさん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

#4 澤岻 (営4)「(キャプテンについて)役割は1部でやれるように雰囲気を作ること。キャプテンはやったことないし、柄でもない。板倉の存在はかなりでかい。大学での4年間はバスケが上手になるためにはどうしたらいいか、人間関係・チーム・これからのことを考えさせられた。長かった。土台作り。これからは体が持つ限り、ずっとやっていく。できる限りのことはやっていきたい。」

#7 板倉 (法4)「会場も良い雰囲気で良い試合できたんですけど。法政らしい負け方でした。最後の3Pはまぐれです。後輩達は1、2年で決勝リーグで戦ったりと良い経験ができているので、頑張ってほしい。これからはやり続けられるだけやっていきたい。」


男子 優勝への望み繋ぐ1点差の勝利

   
全日本学生選手権
法政大学 VS 日本大学

2003.12/13 代々木第2体育館


80
法政大学
(1勝1敗)
14 1Q 24 79
日本大学
(1勝1敗)
20 2Q 16
26 3Q 22
20 4Q 17

法大 #4 澤岻 8R 5A #5 小川 6R #7 板倉 8R #16 山田 21点 4A

日体大 #5 山田 26点 11R #15 蒲谷 21点 5R

優勝への望みをつなぐためにも、もう負けは許されない日大戦。1Q、序盤相手センターの個人技に点差が開くものの、法大もくらいついていく。2Q、末廣(営1)の3Pなどが決まり、追い上げを図る。6点差に縮めて、前半を終了する。3Q、序盤で追いつくと、両チーム一進一退の攻防が続いていく。差は2点。4Q、試合はシーソーゲームとなった。法大は山田(法2)が連続で速攻を決め逆転。しかし日大もすぐさま逆転。末廣の3Pが決まり再再逆転、そして山田の3Pも決まり4点のリード。だが、すぐさま相手選手にシュートとバスカンを決められ、1点差に詰め寄られる。そしてシュートファウルを与えてしまい、1本決められ同点に。ここで法大は攻め急いだのかパスミスで日大ボール。しかし相手選手のシュートは外れ、板倉(法4)のもとへ。そして山田につなぎレイアップ、シュートは決まらなかったもののファウルを得る。残り2.6秒。選手がベンチの前で拝む。1本目を外したものの、全員の気持ちは伝わっていた。2本目のシュートはリングを通過。全員でつかんだ勝利だった。

佐藤コーチ「昨日は緊張してカチカチになっていた。今日は初めて試合前に指示を出さず、リラックスさせることに専念した。バスケの楽しさ、決勝リーグの注目度や楽しさを伝えた。のびのび、自分達の好きなように、選手達に任せるようにした。試合展開に応じて指示を出す。追いついてはミスして離されるという展開が続いていた。4Q前、また同じミスをしたら今度は終わると伝えた。勝って一気にムードが良くなった。拓大は一部にはないスタイルでやってくる。のびのびやってくるのがこわいところ。ただウチも春とは違う。様々な経験をして、実力はある。バスケで勝ちたい。普通に、全力を出せれば勝てる。」

#7 板倉 (法4)「春のトーナメントはベスト4だったので、その時の教訓を活かした。今日勝てば明日に優勝の可能性がのこる。昨日は気持ちで負けていた。今日はリードされていても気にならなかった。決勝リーグは今まで見ている立場で、夢だった。実現した今は優勝を目指す。明日勝たないと優勝できないので、勝って大東大VS日大戦を待つ。学生最後の試合なので悔いのないようにやる。今まで下級生に助けられてきたので感謝したい気持ち。」

#5 小川 (営2)「今日は特に緊張せず、普通にやれた。リラックスしてみんな気持ちよく入れた。負けて、かえって肩の力が抜けてよかった。大東大戦は緊張していた。決勝リーグの雰囲気はいつもと一緒。入替戦の方がすごかった。澤岻さんや板倉さんとは2年間やってきたから最後は勝ちたい。全員が出場して楽しくできればいい。4年生がいたからここまでできたし、バスケを教えてもらったのでいい形で終わりたい。」

#11 末廣 (営1)「最後まで切れずに粘り強くできた。昨日負けてしまったので、今日勝てばまだ明日に望みがつながる。個人的には観客の多いほうがいい。学生として4年生は最後なので勝って終わりたい。」

#13 高久 (法1)「決勝リーグは観客が多くてやりがいがある。法政コールは力になる。みんなの応援はありがたい。明日は一点でも多くとって勝つ。まだ優勝が残っている。(日大・山田とのマッチアップは)でかいCは小さい人につかれるのを嫌がる。山田さんはレベルが高いから、嫌がらせるようなDをした。」


男子 大東大に完敗 大事な初戦を落とす

   
全日本学生選手権
法政大学 VS 大東文化大学

 2003.12/12 代々木第2体育館


65
法政大学
(1敗)
8 1Q 17 79
大東文化大学
(1勝)
18 2Q 22
14 3Q 21
25 4Q 19

法大 #4 澤岻 4A #7 板倉 5R #15 亀井 6R

大東大 #4 勝又 10R #5 宮永 15点 4A #6 西塔 25点 3P 5本 10R #7 村上 6R

決勝リーグ。ベスト4に入ったチームが総当り方式のリーグ戦で順位を決定する。1勝は優勝に大きく前進するが、逆に1敗は優勝から大きく後退することを意味する。決勝リーグ初戦の相手は大東大。1Q、相手インサイド陣にゴール下を完全に支配され、試合を有利に進められてしまう。法大はプレーに硬さが見られ、攻めてを欠く。2Q、法大は外からのシュートが決まりだすも、点差を縮めることができない。3Qも、ゴール下で着実に加点されてしまい、リードを広げられてしまう。4Q、反撃に出るも、結局14点差の完敗。昨日とは全く別のチームがそこにいた。


男子 日体大撃破!26年ぶり決勝リーグ進出!!

   
全日本学生選手権
法政大学 VS 日本体育大学

 2003.12/11 代々木第2体育館


94
法政大学
26 1Q 32 87
日本体育大学
28 2Q 13
20 3Q 18
20 4Q 24

法大 #4 澤岻 21点 11R 4A #15 亀井 6R #16 山田 31点

日体大 #4 鵜澤 19点 10R #5 御手洗 21点 9R #11 三井 5R #12 大西 17点 9R

因縁の相手・日体大。春の関東大学選手権では日体大を撃破し、23ぶりのベスト4進出。しかし、秋のリーグ戦では第一週目でぶつかり連敗、チームはリズムを失い、入替戦に回った。そして迎えたインカレ、決勝リーグ進出への権利をかけた戦いであると同時に、今季の決着をつける意味合いをかねた試合となった。1Q、日体大は強力なインサイドを中心に攻め込んでくる。それに対し法大は、澤岻(営4)のカットインや、山田(法2)がファウルで得たフリースローを確実に決め応戦する。2Q、相手のミスにつけこみ、徐々に点差を縮めていく。そして、高久(法1)のシュートでついに逆転、一気に突き放す。3Q、相手のインサイド陣に負けじと、法大もインサイドの選手がリバウンドを取るなど活躍、流れを呼び込む。外からのシュートが決まり、リードを保ったまま、最終Qを迎える。4Q、山田の連続3Pなどでこの試合最大の17点差をつける。しかし、ここから日体大も執念を見せてくる。連続3Pなどで、残り2分で6点差。だが、法大の勝利に対する気持ちの方が強かった。法大が接戦を制し、26年ぶりの決勝リーグ(=ベスト4)進出を果たした。

佐藤コーチ「Rが勝因。飛び込んで取りにいったので、身長差は関係ない。終始、リードしていたが、相手もインサイドが一流なので、そう簡単には勝たせてもらえない。インサイドを固めて抑えて、外のシューターをチェック。最後はシューター以外から撃たれたのでしょうがない。点差がついて心理的に影響。3Qの流れにのって、イケイケで押し切ってしまえばよかった。変にゲームを落ち着かせてうまくやろうとして失敗した。春はベスト4で満足。当時は攻めのパターンも少なかったが今は違う。攻めのパターンも増えている。落ち着きをもって決勝リーグを戦える。」

#15 亀井 (法2)「Rは飛び込んで取りにいった。日体だけでなく、1部のCは強いのでリーグでの経験を活かせた。板倉さんや高久とのスイッチがうまくできたし、Gもしっかりとボール回しができていた。いつもどおりのプレーをこころがけた。変にプレッシャーをかけないように。ここまできたら優勝しかない。入替戦からいい流れで来ている。澤岻さんや板倉さんとは学生としてインカレが最後の試合。2人とも1年間苦労してきたから、有終の美を飾りたい。」

#16 山田 (法2)「インカレ前から日体戦へ向けて準備してきた。Cをどう抑えるか、そこがうまくいった。最後は油断ではないけど、気の緩みから少し追い上げられてしまった。最後までちゃんとやれればよかった。集中している時はいい。特別調子がよかったわけじゃないけど、決めないといけないプレッシャーの中決めれた。決勝リーグは正直、うれしい。一つ一つ大事に、集中して戦っていけば結果はついてくる。」


男子 3回戦突破 ブロック決勝進出

   
全日本学生選手権
法政大学 VS 中京大学

 2003.12/10 代々木第1体育館


89
法政大学
27 1Q 12 61
中京大学
24 2Q 17
27 3Q 11
11 4Q 21

法大 #4 澤岻 6R 4A #5 小川 24点 6R #7 板倉 5R #9 町田 6R #11 末廣 5R #15 亀井 5R #16 山田 4A #17 高久 8R

中京大 #4 松藤 4A #6 柊迫 5R #13 王 5R


男子 インカレ開幕 難なく初戦を突破

   
全日本学生選手権
法政大学 VS 関東学院大学

 2003.12/9 代々木第1体育館


105
法政大学
22 1Q 16 69
関東学院大学
22 2Q 17
35 3Q 19
26 4Q 17

法大 #4 澤岻 21点 #5 小川 16点 4A #17 高久 13点 11R

関学大 #4 堀江 24点 #6 斉藤 4A #9 勝俣 6A #11 湯之上 5R


男子 入れ替え戦 1部の意地 逆転で1部残留!

   
関東大学リーグ1部入れ替え戦
法政大学 VS 東海大学

 2003.11/6 代々木第2体育館


80
法政大学
(1部8位)
14 1Q 20 72
東海大学
(2部1位)
26 2Q 24
21 3Q 2
19 4Q 26

法大 #4 澤岻 29点 #17 高久 9R #18 小川 10R

東海大 #11 吉留 18点 13R #15 竹内 17点 9R #18 石崎 5A

今日は負けられない。何としても、2点差以上で勝たなければ2部降格が決まる。試合開始から、選手の気合が見ている私たちにも伝わってきた。1Q、リバウンドをとられ、中から攻めることができず、東海大にリードを許す。2Q、澤岻、さらには高久の3Pも飛び出し、同点に追いつく。主将・澤岻が中から外から次々と得点を決め、チームを引っ張る。そして、ここからシーソーゲームが始まる。4点差で始まった3Q、東海大のシュートが落ち、Rを法大がことごとく取る。澤岻の3Pで波に乗った法大は、会場も味方につける。雰囲気にのまれた東海大はまったくリズムを掴めない。ミスも目立ち、1・2年中心のチームという若さが見られた。このQ、東海大をわずか2点に抑え、最大15点差をつける。4Q、休憩をはさみ、立て直してきた東海大の反撃が始まり、我慢の時間を向かえる。好調だった高久のファウルアウトも響き、一時は4点差まで詰め寄られてしまう。しかし、流れはもう一度法大に。山田−亀井のコンビで7点差とし、最後はフリースローで点を稼ぐ。澤岻はフリースローを決めるたびにガッツポーズ。そしてそのまま逃げ切り、8点差で勝利をものにした。苦し み抜いた末、逆転で1部残留を決めた。

佐藤コーチ「正直なところ、ホッとしている。昨日の一試合目に負けて逆に士気が上がった。東海大は個人能力が高く組織的で、Oに特徴がある。そこを分断できれば70点台に抑えられると思っていた。昨日は僅差だったら負けた方が良かった。前半はリードされていても、慌てることはなかった。Dのあたりをしっかりして、ボックスアウトをしてRをしっかりとる。ひたむきに必死にプレーするあたりがアマチュア・学生スポーツの原点。NBAにもないところ。(澤岻のフル出場は)中途半端に引っ込めることは考えてなかった。よくまとめているし、プレッシャーのある中で、精神的にいると安心する。(入れ替え戦という)地獄を見たので、良い経験になった。」


男子 入れ替え戦 初戦を落とすも、望みつなげる3P

   
関東大学リーグ1部入れ替え戦
法政大学 VS 東海大学

 2003.11/5 代々木第2体育館


84
法政大学
(1部8位)
25 1Q 19 86
東海大学
(2部1位)
16 2Q 22
20 3Q 26
23 4Q 19

法大 #4 澤岻 16点 7R 5A #7 板倉 26点 7R #11 末廣 6R #18 小川 5R #23 町田 8R

東海大 #11 吉留 24点 7R #15 竹内 17点 13R #16 阿部 5R 4A #18 石崎 18点 9R 5A

勝負のときが来た。2試合で運命が決まる。リーグ戦とはまったく違う、張り詰めた空気が流れていた。1Q、板倉の1on1がおもしろい様に決まり、東海大を圧倒。さらに末廣の3Pやダンクで勢いづき、リードを奪う。2Q、なおも、前半だけで20点を挙げた絶好調の板倉を中心に攻める。しかし、代わって出場した東海大#17池田の3Pなどで逆転を許す。どちらも譲らぬ展開で、同点で前半を折り返す。3Q、両チームとも主将の澤岻(法大)・島(東海大)の活躍を中心に、点の取り合いとなった。法大は板倉・町田がファウルトラブルを起こし、苦しい展開に。残り1分、バスケットカウント、3P、速攻で東海大にリードを広げられる。4Q、東海大の勢いが続き、なかなか同点・逆転までいかない。苦しくなった法大を救ったのは#16山田の連続3Pだった。山田コールが上がり、板倉のゴールもあいまって1点差とし、反撃態勢に入る。しかしファウルが多く、重い雰囲気の中、ノーゴールの時間が続く。点差がじわじわ離れていき、敗色濃厚となる。明日の試合のことも考え、無理をせず、確実にプレイして点差を詰めていく。 終了間際、ハーフラインからの山田の3Pで点差を2点に縮め、試合終了。なんとか明日に残留への望みをつなげた。


男子 1部残留を賭けたサバイバル・ゲーム

<狂った歯車> 関東大学1部リーグ8位で2部1位の東海大との入れ替え戦に回ることになった法大。関東大学選手権ベスト4とチームの力に手応えを感じ、リーグ戦では優勝争いをするはずだった。選手権で得点王に輝いた板倉がユニバーシアードのため不在でチーム練習に加われなかったことで、チームのリズムに微妙な狂いが生じる。そして、開幕の日体大戦。前半はいい形でリードして折り返す。しかし、後半に逆転され、勝ちゲームを落としてしまう。続く試合もいい試合をしながらも敗れ、開幕2連敗となる。この時、春につけたはずの自信が揺らぎ、チームがバラバラに。悪い状態のままリーグは進み、開幕5連敗。さらに主力の山田がケガで離脱と悪いことが重なる。初勝利を挙げた後もいまいち波に乗れない。結局、調子を立て直せないままリーグを戦い、屈辱の8位入れ替え戦行きとなってしまった。

<確かな成長> しかし、ラスト4試合は2勝2敗と少しずつながら調子は上向いてきている。苦しい戦いの中、新たな選手の台頭や若手の成長といったチームにとってプラスとなる明るい話題もあった。1部の強力なインサイドの選手達とのマッチアップで経験を積み、自信をつけた町田・亀井・高久。一年生ながら板倉の穴を埋め、攻撃面で大きく貢献した末廣。そして最も成長したのが小川である。山田のケガでG陣の層が薄くなり苦しい中、PGとしてゲームメイク。澤岻・板倉は徹底したマークにあって抑えられているため、持ち前のディフェンスやアシストだけでなく、3Pやカットインなど得点面でも活躍する。確実に底上げはでき、層は厚くなった。そこに3年連続の得点王・3P王を逃した主将・澤岻、不完全燃焼に終わった板倉というチームの顔である2人の巻き返し。4年間の経験を活かし、堅実なプレイを見せる森脇。終盤に復帰した山田の復調。これらがすべて合わされば、1部の上位チームと比べても遜色はない。2試合という短期決戦だけにいかに調子をピークに持っていけるかがカギとなる。

<1部残留へ> 入れ替え戦の相手となる東海大は今年、竹内・石崎・内海といった即戦力の一年生を補強し、昨年の5位から一気に優勝を果たした勢いのある若いチームである。試合のポイントとなるのはインサイド。203cmのC・竹内VS町田・高久が重要となる。特にリーグ戦苦しんだ原因の1つであるRをどれだけ取れるかにかかっている。「Rを制するものはゲームを制す」である。そして試合を通して集中力を切らさず法大バスケをすること。押し込まれた時こそ我慢して耐えなければならない。前から厳しく組織的に当たって守り、長いパスからの速攻、セットの時は中・外とバランスよく攻める。特にオフェンスは一度火がつけば、手がつけられなくなるほどの爆発力を秘めている。当然ながらファウルトラブルを防ぐこと、リーグ戦であまり良くなかったフリースローを確実に決めることも勝敗に関わる。そして最も必要なのはメンタル面での2つの要素である。1つは異様な雰囲気の中、平常心を持って戦える精神力。この試合は決勝以上にプレッシャーがかかるかもしれない。一つ一つのプレイが勝ち、すなわち残留へと直結するのである。もう1つは1部への執念。ギリギリのとこ ろで戦う選手達を最後に突き動かすのは1部残留(昇格)への思いしかない。これらを持ち続けた選手の多いチームが勝者と成りえるのだ。そして法大の選手達は勝者となる力を備えていると信じている。大型補強で力と勢いを持つ新興勢力に、澤岻・板倉を中心として育て上げてきたチームの意地を見せてくれるはずである。
<明るい未来> 法大は1、2年生も多く試合に出場していて、確実に将来良くなるチーム。昨年2部に落ちた拓大や青学大は1年で1部に復帰できなかった。一度落ちるとなかなか上がってこれないのである。将来を考えても、ここで2部に落ちるわけにはいかない。悲願の1部優勝という夢への期待が膨らんだ春。夢の続きを見るために、今、愛でるべき花を潰すわけにはいかない。どんなに苦しんだとしても、この辛い試練は土へと帰り、成長の糧となるはず。ひとまわりもふたまわりも大きく鮮やかになって「また春に会いましょう」。

★主な選手紹介★

#4 澤岻 直人 (たくし なおと) 営4・182cm・84kg・G・北中城出身。チームを牽引する主将。過去2年連続リーグ得点王と3P王を獲得するなど、得点能力は抜群である。さらに今季は周りを活かすプレイも数多く見られるようになり、残留へ向けて得点、アシストと多岐にわたる活躍が期待される。

#7 板倉 令奈 (いたくら れいな) 法4・195cm・86kg・PF・能代工業出身。類まれな身体能力を活かし、インサイド、アウトサイドともにこなせるオールラウンダー。選手権では得点王と優秀選手賞を獲得したが、リーグ戦では徹底的にマークされ、本来の実力を発揮できなかった。それだけに、入れ替え戦は相当な覚悟で臨んでくるだろう。

#8 森脇 允樹 (もりわき まさき) 法4・185cm・81kg・F・美鈴が丘出身。主にインサイドでのプレイが中心。安定したディフェンスやリバウンドでチームに貢献する。堅実さだけでなく、随所に見せるセンスあるプレイは攻撃にアクセントを加える。途中から出場し、流れを変えるシックスマンとしての活躍に期待。

#11 末廣 潤 (すえひろ じゅん) 営1・188cm・82kg・F・京北出身。3Pからゴール下まで幅広いプレイを見せる。シュート率が良く、フリースローは外さない。早大戦の4連続3P、中大戦の3連続3Pなど一度入りだすと止まらない。リバウンドに絡めるのも大きな強みで、1年生ながらバランスの良さを発揮し、2、3年後が楽しみな選手である。

#16 山田 謙治 (やまだ けんじ) 法2・180cm・74kg・SG・能代工業出身。今季リーグ戦途中、ケガで離脱し、改めて存在の大きさを実感。絶妙な場面で3Pを決め、チームに流れを引き寄せる。ディフェンスから仕掛けて速攻に持ち込むのも得意で、チャンスを演出する。山田の復調が入れ替え戦のカギとなる。

#17 高久 順 (たかく じゅん) 法1・193cm・85kg・PF・能代工業出身。期待のルーキー。ベンチにいるときは、人一倍大きな声を出し、チームを鼓舞する。スタメンとして起用されることも多く、果敢なプレイで積極的にゴールを狙う。チーム1の明るさと気迫あふれるプレイが勢いをもたらす。

#18 小川 伸也 (おがわ しんや) 営2・183cm・71kg・PG・洛南出身。ミスが少なく、確実なプレイでチームを支える。粘り強いディフェンスや、リバウンドが持ち味でいろんな場面で気の利く選手だ。3Pなどオフェンスにおいての積極性も増し、相手にとっていやな存在であろう。司令塔としてのゲームメイクにも注目。

#19 亀井 英彦 (かめい ひでひこ) 法2・190cm・79kg・F・仙台出身。コートの外でも中でも常に声を出し、チームを盛り立てる。リバウンドや周りと合わせてのミドルシュートが得意で、ゴール下での強さが増せば恐いもの無し。亀井の成長がチームの安定性を左右することになるだろう。

#23 町田 洋介 (まちだ ようすけ) 法2・198cm・85kg・C・法政二出身。インサイドの要。ゴール下だけでなく、ミドルシュートも得意で、シュートエリアを広く持つ。東海大の竹内とのマッチアップは激戦必至。気持ちのプレーヤー・町田がインサイドを制したとき、法大は勝利へと導かれる。

★1部入れ替え戦★
        
11月 5日(水) vs 東海大 (2部1位) 16:40 代々木第2体育館
6日(木) vs 東海大 (2部1位) 16:40 代々木第2体育館

※1勝1敗の場合はゴールアベレージの大なるチームが勝者。同点の場合は上位校が勝者。    


男子 最終戦を白星で飾る 1部8位で入れ替え戦へ

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 中央大学

 2003.10/26 代々木第2体育館


74
法政大学
(4勝10敗)
16 1Q 20 67
中央大学
(5勝9敗)
17 2Q 18
18 3Q 21
23 4Q 8

法大 #4 澤岻 7R 7A #17 小川 8R #19 亀井 5R

中大 #4 柏木 21点 11R 5A #5 西井 5R 4A #8 根岸 17点 #10 中村 5R #20 小野 5R #21 石田 5R

リーグ最終戦。法大にとっては、この試合に勝って、入れ替え戦をいい形で迎えたい。中大は、この試合に負けると、入れ替え戦が決定してしまうため、両チームにとって大事な一戦となった。1Qから、両チーム互いに譲らず、一進一退の攻防が続く。2Q、法大は高久(法1)の3Pで逆転し、リードを広げる。しかし、中大も負けじと追い上げ、逆転を許す。3Q、法大はシュートが決まらず、中大に順調に得点を重ねられ、苦しい時間帯が続く。フリースローのチャンスも外してしまい、8点のビハインドを背負う。4Q開始早々、法大は、中と外から次々にシュートが入り、一気に逆転に成功。インサイド陣が奮闘、リバウンドを相手に取らせず、6分間得点を入れさせない。1点差に詰め寄られるも、高久(法1)の気迫あふれるプレーで、逆転を許さず、そのまま試合終了。 入れ替え戦に向けて、いい形でリーグ戦を終了した。

#19 亀井 (法2)「(入れ替え戦へ向けて)ひとつひとつのプレーを頑張って力を向上させる。次の入れ替え戦も頑張る。東海大のマッチアップする選手は自分より高いが戦う方法はある。一部の相手と戦っていい経験にもなったし自信もついた。通用するプレーもある。リーグ戦は上級生がフォローしてくれたおかげでDがよかった。得点は澤岻さんや板倉さん、高久がとる。RとDをがんばる。地味なプレーだけど、大事。得点を取る人がやりやすいように頑張る。」

#23 町田 (法2)「まだまだ他大のインサイドと比べて強さが足りない。インカレ、入れ替え戦へ向けて頑張る。一部の相手とやって自身もついたし、リーグ前よりは成長した。自分は気持ちのプレーヤーなので気持ちで負けないようにする。日大の山田とやってインサイドのパワープレーで点も取れた。日大や他のチームとやって通用することもあった。」

#17 高久 (法1)「最後8位という結果に終わってしまったが、まだ入れ替え戦があるので、入れ替え戦で勝つことだけを考えて、それに向けて頑張っていきたい。一部のセンターと対決してみて、パワーのハンデを感じたが、工夫して負けないようにしていきたい。(東海大の印象は)高いし、1年生はすごいメンバーでスター集団なので、Dを頑張ろうと思う。(竹内選手とのマッチアップも予想されるが)ボックスアウトをしっかりやりたい。」


男子 猛追届かず、中大に敗れる

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 中央大学

 2003.10/25 代々木第2体育館


64
法政大学
(3勝9敗)
7 1Q 22 74
中央大学
(5勝8敗)
14 2Q 15
25 3Q 16
22 4Q 21

法大 #4 澤岻 5R 5A #7 板倉 8R #11 末廣 15点 #23 町田 9R

中大 #4 柏木 27点 5R 5A #5 西井 5R #8 根岸 5R #10 中村 15R #21 石田 9R

1Q、法大はシュートを決めることができず、リバウンドも取られてしまい、大量リードを許してしまう。2Qも差を縮めることができず、16点のビハインドを背負い、前半を終了する。3Q、法大は末廣(営1)が3連続3Pを決め、チームに勢いをつける。そして、板倉(法4)の豪快なダンク、澤岻(営4)、山田(法2)の3Pなどで、7点差まで追い上げる。4Qも勢いは止まらず、一時は1点差まで詰め寄る。しかし、逆転することはできず、試合終了。この結果、法大の1部8位が決定した。


男子 意地を見せ、早大に快勝

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 早稲田大学

 2003.10/19 桶川サンアリーナ


99
法政大学
(3勝9敗)
24 1Q 30 94
早稲田大学
(7勝5敗)
34 2Q 21
15 3Q 22
26 4Q 21

法大 #4 澤岻 27点 4R 6A #7 板倉 12点 #19 亀井 7R

早大 #4 朝山 36点 3P 5本 #10 山本 4R #17 高木 12点 5A #18 高島 15点 #20 菅原 7R 4A

入れ替え戦へ向けて勢いをつけるために1つでも多く勝ちたい法大。昨日同様、前半から共にオフェンスがよく、得点が入る。末廣(営1)が4連続3Pを決め、法大に流れを呼び込む。さらに澤岻(営4)・板倉(法4)の個人技で攻め、前半をリードして終える。3Q、早大は本来の厳しいディフェンスと朝山の3Pで追い上げる。課題の4Q、今までとは違い、集中力を切らさず試合に臨む。カウンターからの速攻など早い攻めを見せる。早大も反撃するが、そのまま逃げ切り、リーグ戦3勝目。

佐藤コーチ「調整できないままリーグを戦ってしまった。いいプレーをしても、ゲームを通して続かず、勝ちにつながらない。競った試合の終盤に弱いのは心理的な面もある。勝てない試合が続き、またダメかと嫌な考えがよぎる。のびのびシュートがうてない。勝ってる早稲田は積極的にシュートをうってくる。今日は入れ替え戦が決まり、プレッシャーがなくいい試合ができた。しかし、入れ替え戦は違う。勝ちがかかると力が入る。勝てないので考えてしまってパスがワンテンポ遅れたりとプレーが遅れることでリズムが狂う。もらうほうもシュートのテンポが遅れる。1、2Qでの点差はいいが、4Qは後がないし、プレッシャーがかかるから違う。3、4点差離れててもまたかと思う。慎重になりすぎたり、積極的になりすぎてパスミスしたりとちょうどいいバランスで戦えない。昨日今日は開き直って戦えた。この調子で中大戦も戦う。入れ替え戦につなげたい。課題はDR。」

#18 小川 (営2)「日体に負けてからチームがバラバラになった。立て直せずに負けがこんでしまった。今日はいいリズムでチームがまとまっていた。来週も頑張る。(今は)澤岻さんにまかせて自由にプレーしている。山田のケガは控えに経験の浅い選手が多いので辛くなった。その中で日大に一勝、筑波に一勝できた。(チームとして)走ろうとしている。序盤はセットにこだわっていた。シンプルにやりすぎていたので走ったり、長いパスを出すようにした。今日のようにいい結果が出た。課題は大きいチームとやる時の守りとリバウンド。」


男子 早大に惜敗 入れ替え戦に回ることが決定

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 早稲田大学

 2003.10/18 横須賀アリーナ


96
法政大学
(2勝9敗)
26 1Q 28 100
早稲田大学
(7勝4敗)
26 2Q 23
22 3Q 24
22 4Q 25

法大 #4 澤岻 21点 5R 6A #7 板倉 15点

早大 #4 朝山 37点 3P 6本 5R #17 高木 21点 3P 5本 5A #18 高島 16点 #20 菅原 8R 7A

立ち上がり、法大はパスの回りもよく、好調早大と互角の戦いを演じる。インサイド中心に攻める法大に対し、早大はアウトサイドのシュートで対抗。共にシュートの確率が良く、ハイスコアの展開となる。しかし、早大のシュート、特に3Pが止まらない。終盤まで接戦に持ち込むも、またしても最後の局面での弱さを見せてしまい、4点差の惜敗。入れ替え戦に回ることが決定してしまった。


男子 大東大に連敗 厳しい状況に

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 大東文化大学

 2003.10/13 代々木第2体育館


65
法政大学
(2勝8敗)
14 1Q 19 76
大東文化大学
(4勝6敗)
18 2Q 13
12 3Q 18
21 4Q 26

法大 #4 澤岻 20点 5R #7 板倉 21点 12R #11 末廣 5R #17 高久 6R

大東大 #4 勝又 14点 14R #5 宮永 26点 3P 4本 5R #6 西塔 9R #8 月野 15点 5R #14 村上 5R

絶対に連敗の許されない大事な一戦。この試合も昨日同様、お互いに譲らない展開が続く。大東大のシュートが落ち、リズムが悪いにもかかわらず、法大は思うように引き離せない。法大は澤岻(営4)・板倉(法4)、大東大は勝又・宮永が活躍。一桁差の中で試合が進んで行き、次第に大東大の流れになっていく。リバウンド争いで劣勢に立たされた法大は終盤、離されてしまい連敗。4Q、特に終盤での勝負に負けてしまった。


   

男子 大東大戦 痛すぎる黒星

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 大東文化大学

 2003.10/11 さいたま市記念体育館


61
法政大学
(2勝7敗)
18 1Q 25 64
大東文化大学
(3勝6敗)
12 2Q 10
16 3Q 8
15 4Q 21

法大 #7 板倉 22点 #18 小川 5R #23 町田 5R

大東大 #4 勝又 26点 16R #5 宮永 5A #16 黒木 5R

下位同士、お互いに負けられない大事な一戦。1Q、大東大にインサイドを攻められ、リードを許す。2Q、共に集中したディフェンスをみせ、得点が伸びない。法大は復調気配の板倉(法4)がチームを引っ張り、前半を5点ビハインドで終了。3Qに入っても、法大は大東大の攻撃を抑える。そして逆転に成功。一気にリードを広げたいところだったが、相手のペースに合わせてしまい、一進一退の展開となる。終了間際に3点差をつけられてしまうと、最後に澤岻(営4)の同点を狙った3Pも外れ、敗北。入れ替え戦脱出へ向けて、痛い星を落とす。


男子 連勝の勢い生かせず、日大に完敗

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 日本大学

 2003.10/5 船橋運動公園体育館


77
法政大学
(2勝6敗)
17 1Q 15 98
日本大学
(3勝5敗)
12 2Q 25
15 3Q 24
33 4Q 34

法大 #4 澤岻 26点 3P 6本 7R #7 板倉 13点 10R #18 小川 5R #23 町田 7R

日大 #5 山田 28点 7R 5A #7 中村 18点 8R #11 城間 18点 7R

1Q は一進一退の攻防が続く。2Q、法大はディフェンスが甘く、シュートを確実に決められ、一気に突き放されてしまう。前半を11点のビハインドで折り返すこ とになる。3Q、澤岻(営4)−板倉(法4)の息の合ったコンビプレーで得点を挙げ、波に乗るかと思われた。しかし、ディフェンスを修正できず、日大にフ リーでシュートを打たせてしまう。オフェンスの流れも悪くなり、攻めきれない焦りからミスが出る。逆に勢いに乗った日大はシュートを外さず、点差が開く。 4Qはお互いシュートを入れ合い、結局77−98と完敗。ディフェンスに課題を残す試合となった。


   

男子 日大との接戦を制し、2連勝!

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 日本大学

 2003.10/4 くまがやドーム


84
法政大学
(2勝5敗)
27 1Q 24 83
日本大学
(2勝5敗)
24 2Q 21
14 3Q 20
19 4Q 18

法大 #4 澤岻 17点 4A #11 末廣 15点 #18 小川 16点 4A #23 町田 5R

日大 #5 山田 24点 10R 4A #7 中村 17点 #11 城間 11点

1Q、 法大は立ち上がりから町田(法2)のファウルを誘うプレイや、末廣(営1)の3Pなど全員攻撃で流れをつかむ。2Q、日大の山田の強烈なインサイドに苦し められるが、ダブルチームで対応。速攻を中心に攻め、小川(営2)のシュートがよく決まるなど、着実に点を重ねていき、6点リードで前半を終わる。 3Q、日大は中村を中心にドライブなどのシュートが決まりだし、粘りのディフェンスで法大を押さえ、同点とされる。4Q、どちらも譲らない息が詰まるよう な展開。法大はいったんリードを許すが、澤岻の連続3Pで逆転。何度か危ない場面を向かえるが、運も味方につきピンチを免れる。残り3秒。日大ボールとな り、最後のピンチに陥るが、終了間際の山田のシュートが外れ、1点差で日大を下した。

#4 澤岻 (営4)「(勝ったことで)試合中のムードは良くなった。森脇が入ってからパスの回りが良くなった。80点取られたけど、いつもよりDは集中していた。明日勝たないと意味がない。まだ最下位だけど、少しずつ順位を上げるように頑張る。」

#7 板倉 (法4)「一勝して雰囲気が良くなった。(ユニバに行っていたため)チーム練習が足りなくて、今までの役割ができていない。今できることをやる。Rを頑張る。ユニバは初めて海外の選手とやれてイイ経験になった。」


   

男子 筑波大に完勝 リーグ戦、初勝利

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 筑波大学

 2003.9/28 代々木第2体育館 


75
法政大学
(1勝5敗)
26 1Q 14 57
筑波大学
(4勝2敗)
19 2Q 20
19 3Q 9
11 4Q 14

法大 #4 澤岻 22点 11R #7 板倉 12点 18R #17 高久 9R #23 町田 5R

筑波大 #9 瀬戸山 5R 4A #10 井上 11点 11R #15 小松 17点 6R

1Q、 法大は主将・澤岻(営4)の個人技や速攻からシュートを決め、昨日同様に大量リードを奪う。2Q、筑波大に追いあげられるが、末廣(営1)が連続して3P を決め、相手の反撃ムードを抑える。前半を11点リードで折り返す。3Q、筑波大にシュートを決めさせず、リバウンドを板倉(法4)が支配。オフェンスも 中と外から効果的にシュートを決め、リードを21点差に広げる。4Q、3Pを決めた澤岻にガッツポーズが飛び出す。その後は時間をいっぱいまで使うなどし て点差を慎重に守り、ついにリーグ戦、初勝利を挙げた。

佐藤コーチ 「日体大の初戦が勝ちゲームだったのを 落としてしまい、ズルズルと行ってしまった。部分的にはいいD、いいOはあったが、一試合を通して続かず、集中力を欠く時があった。チームの底上げはでき ている。高久は個人プレーからチームプレーをするようになった。末廣もいい。(これからの課題は)ボールへのあたりが弱い、組織で動くようにしていきた い。」


男子 昨年の悪夢再来 泥沼5連敗

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 筑波大学

 2003.9/27 代々木第2体育館 


80
法政大学
(5敗)
21 1Q 11 82
筑波大学
(4勝1敗)
17 2Q 24
11 3Q 21
20 4Q 13
11 OT 13

法大 #4 澤岻 26点 3P 4本 9R 5A #7 板倉 9R #8 森脇 6R #23 町田 8R 5A

筑波大 #4 堀 16点 #5 清水(太) 23点 4A #9 瀬戸山 7R #10 井上 12点 18R #15 小松 18R

1Q 開始直後から、法大は怒涛の攻撃を見せ、点差を広げていく。ディフェンスも相手にシュートを決めさせず、10点差をつけて終了する。2Q、着実に加点して いく筑波大に徐々に点差を詰められ、前半を3点リードで終える。3Q、逆転を許すと完全に相手の流れになり、一気に突き放される。逆に7点のリードを許し てしまう。しかし、4Q法大は町田(法2)がインサイドで奮闘し、追い上げる。そして、試合終了間際、板倉(法4)が相手のパスをスティールし、そのまま シュートを決め、延長戦にもつれ込む。しかし延長戦では筑波大にリバウンドを支配され、ファウルも絡み、勝利への執念を見せたが、あと一歩及ばなかった。


男子 専大に終始リードされ、苦しい開幕4連敗

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 専修大学

 2003.9/21 本庄総合公園体育館 


57
法政大学
(4敗)
15 1Q 20 89
専修大学
(4勝)
9 2Q 22
16 3Q 29
17 4Q 18

法大 #4 澤岻 13点

専大 #6 小野(学) 13点 11R #7 井上 5R #10 波多野 12点 12R #16 小淵 21点

法大は3連勝と好調な専大の勢いに押され、立ち上がりからリードを許す。パスがうまく回らず、強引に個人技でいくなど苦しい攻めを強い られる。1Q終了間 際、澤岻の3Pが決まり5点ビハインドで終える。2Qに入っても流れは専大。リーグ一の高さを生かし、リバウンドを取り中から得点を挙げ、外の確率も良 い。法大はパスミスやスティールをされるなどしてズルズルと離され大量リードを許し、前半終了。早く追いつきたい法大だが、大事な3Qの立ち上がりに先手 を奪われると次第に集中が途切れだす。反撃を試みるも法大のシュートがなかなか決まらないため、さらに差を広げられる。結局、32点差の大敗。チームの勢 いの差がそのまま結果に表れてしまった。


男子 3Qに追い上げるも、開幕3連敗

   
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 専修大学

 2003.9/20 浦安運動公園体育館 


69
法政大学
(3敗)
8 1Q 19 88
専修大学
(3勝)
26 2Q 27
22 3Q 18
13 4Q 24

法大 #4 澤岻 18点 #7 板倉 10点 5R #18 小川 10点 #23 町田 12点

専大 #9 長澤 20点 7R #10 波多野 9R #13 大宮 5R #15 中川(和) 24点 #16 小淵 4A

法大は1Qから専大の堅い守りに苦しみ、攻めがうまくいかず点が入らない。逆に専大に中、外とリズム良く攻められる。センターの長澤に はダブルチームでい くものの抑えられない。澤岻がこのQだけで15点を取る活躍を見せるが、12点のリードを許したまま前半を終了。3Q途中、地震で一時中断。これで流れが 変わり、法大ペースに。一気に5点差まで追い上げるも、ここから縮められない。落ち着きを取り戻した専大に再度離され、敗北。苦しい開幕3連敗。


男子 課題を残す開幕連敗スタート

  
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 日本体育大学

 2003.9/15 代々木第2体育館 


60
法政大学
(2敗)
18 1Q 19 76
日本体育大学
(2勝)
15 2Q 14
12 3Q 22
15 4Q 21

法大 #4 澤岻 20点 7R #7 板倉 13R #18 小川 6R #23 町田 7R

日本体育大 #4 鵜澤 20点 21R #7 内山 6R #12 大西 18点 7R

昨日同様、前半は互角の展開。法大はリバウンドも取れ、2Qには町田(法2)のダンクが炸裂。日体大も離されずに同点で前半を終える。 後半に入り、またし ても日体大の流れになるとミスも重なり一気に離される。 法大は3Pや1on1で反撃するも嫌な流れを変えられずに敗北。2試合とも後半に崩れてしまい、課題を残す開幕2連敗となった。


男子 日体大に敗れ、開幕戦を白星で飾れず

  
関東大学1部リーグ
法政大学 VS 日本体育大学

 2003.9/14 代々木第2体育館 


88
法政大学
(1敗)
25 1Q 23 95
日本体育大学
(1勝)
24 2Q 21
19 3Q 29
20 4Q 22

法大 #4 澤岻 19点 #7 板倉 5R #16 山田 23点 4A #17 高久 7R #19 亀井 5R

日本体育大 #4 鵜澤 20点 16R 4A #5 御手洗 6R #12 大西 23点 7R #18 沼波 20点 3P 5本

前半は互いに譲らない展開。法大は澤岻(営4)が絶好調。リズムのいい攻めをみせ、リバウンドにも積極的に絡んでいく。しかしリードを 奪うものの、日体大も 鵜澤を中心にインサイドで得点を取り、なかなか差を広げられない。3Pで突き放しても、3Pで追い上げてくる。結局、5点リードで前半を終了。3Qに入る と流れが日体大に行ってしまう。春の選手権では抑え込んだ日体大のインサイド陣を止められない。法大はファウルを重ね、ファウルトラブルを起こしてしまい 逆転を許す。4Q、さらにリードを広げられるとやや集中力が切れ、ミスも絡んで一気に二桁点差に。シュートもなかなか決まらず、追い込まれる。終盤、山田 (法2)の連続3Pで三点差まで追い上げるのが精一杯。開幕戦を白星で飾ることはできなかった。


関東大学1部リーグ 法大日程


        
9月 14日(日) vs 日体大 14:40 代々木第2体育館
 15日(月) vs 日体大 13:40 代々木第2体育館
20日(土) vs 専 大 12:00 浦安運動公園体育館
21日(日) vs 専 大 12:00 本庄総合公園体育館
27日(土) vs 筑波大 18:00 代々木第2体育館
28日(日) vs 筑波大 17:00 代々木第2体育館
10月 4日(土) vs 日 大 17:40 くまがやドーム
5日(日) vs 日 大 15:20 船橋運動公園体育館
11日(土) vs 大東大 13:00 さいたま市記念体育館
13日(月) vs 大東大 12:00 代々木第2体育館
18日(土) vs 早 大 12:00 横須賀アリーナ
19日(日) vs 早 大 12:00 桶川サンアリーナ
25日(土) vs 中 大 14:40 代々木第2体育館
26日(日) vs 中 大 12:40 代々木第2体育館



男子 あと一歩及ばず、4位で大会を終える

  
関東大学選手権
法政大学 VS 専修大学

 2003.6/1 代々木体育館 


71
法政大学
20 1Q 23 77
専修大学
10 2Q 11
22 3Q 14
19 4Q 29

法大 #7 板倉 16点 12R #16 山田 28点 3P 7本 5R #17 高久 16点 5R #18 小川 5R

専大 #9 長澤 15点 9R #10 波多野 13R #15 中川和 27点 3P 5本 5R

準決勝で大東大に敗れた法大は、専大との3位決定戦に臨んだ。決勝進出は逃してしまったものの、勝って大会を終えたいところである。 1Q、法大は山田(法2)・専大は小野を得点源として、互角の展開となる。2Qに入ると両チーム厳しいディフェンスをして、お互い得点を挙げることができ ない。4点のビハインドを抱え、前半を終了する。しかし3Qに入り、小川(営2)の逆転の3Pなど12連続得点で、序盤で一気に突き放す。追い上げられる も山田の3Pが効果的に決まり、逆に4点のリードを保ち3Qを終える。4Q、一進一退の攻防が続く。しかし、専大・中川和に2連続3Pを決められ逆転され てしまう。法大も勝利への執念を見せるが、あと一歩及ばず惜敗。4位で今大会を終了。チームを引っ張った板倉(法4)が、得点王と優秀選手賞に輝いた。

佐藤コーチ 「中途半端では勝たせてもらえない。まだ不完全なところがあり、やるべきことがある。リーグ戦に向けて は、各大学によって特徴が違うので、どの試合にも共通するベースを作ったうえで、それぞれの大学に対する対応策を考えていく。」


男子 シュート確率の差が、明暗を分ける

  
関東大学選手権
法政大学 VS 大東文化大学

 2003.5/31 代々木体育館 


77
法政大学
17 1Q 23 91
大東文化大学
20 2Q 22
23 3Q 30
17 4Q 16

法大 #4 澤岻 13点 7R #7 板倉 29点 8R #17 高久 6R #19 亀井 21点

大東文化大 #4 勝又 16点 9R  #5 宮永 23点 4A #6 西塔 23点 16R #7 ネイト 5R

前日に昨年の覇者・日体大を撃破して勢いに乗る法大は、決勝進出をかけて、大東文化大と激突した。1Qは、一進一退の攻防が続く、互角 の展開で終える。2Q、相手が序盤でファウルを重ね、フリースローのチャンスを得るが、法大はこれを確実に決めることができない。さらに、シュートは放つ ものの、ことごとくリングにはじかれてしまう。そしてリバウンドを相手に取られ、セカンドチャンスをものにすることができない。8点のリードを許して、 3Qを迎えることになる。3Qは、取られたら取り返すという展開が続く。相手はインサイドにリバウンドの強い選手がいるという信頼からシュートを外さな い。リードされている法大は、焦りから徐々にシュートが入らなくなってくる。ディフェンスから流れをつかもうとするが、逆にファウルを重ねてしまい、完全 に主導権を握られてしまう。4Qも相手の勢いは止まらず、結局77ー91で試合終了。シュート確率の差が、勝敗を左右する結果となった。


男子 日体大撃破!23年ぶり悲願のベスト4進出!

  
関東大学選手権
法政大学 VS 日本体育大学

 2003.5/30 代々木体育館 


78
法政大学
17 1Q 23 76
日本体育大学
25 2Q 15
18 3Q 17
18 4Q 21

法大 #4 澤岻 5R #7 板倉 35点 10R #16 山田 18点 #17 高久 9R #18 小川 8R 6A

日体大 #4 鵜澤 15点 14R #9 井場田 17点 #12 大西 22点 12R

ベスト4をかけた大一番。過去に何度も苦杯をなめさせられてきた日体大との対戦である。立ち上がりは共に静かなスタート。日体大のイン サイドの要・鵜澤には本来PFである板倉がCとしてマッチアップした。ディフェンスの時は常に誰かがヘルプをしてダブルチームで止めにいき、オフェンスの 時には板倉がゴールから遠い位置でボールをもらい、鵜澤を外に引きずり出して1on1で勝負する。今までにやったことのない、この試合のために用意した戦 法であった。1Qは6点リードされるものの、2Qに入り山田(法2)の連続3Pなどで一気に逆転する。さらに森脇(法4)のゴールや亀井(法2)のインサ イドでの頑張りなど途中出場組の活躍も光り、差を広げる。シュートの確率が非常に高く、いいリズムで試合を運んでいく。やや追い上げられてきた2Q終了間 際、板倉のダンクが炸裂。最高のムードで前半を終えた。3Qに入っても、戦法を変えず粘り強く続ける。弱点とされるインサイドは時にはトリプルチームでい くほどの徹底ぶり。相手も苦しめられ得点を上げられない。しばらく一進一退の展開となるが、板倉の3P・山田の1on1・高久(法1)のRシュートなど連 続14点を取り12点差までリードを広げる。その後、日体大も反撃し5点差で3Qを終了。勝負となる4Qを迎える。共にディフェンスが厳しくなり、法大は Fで得たフリースローで得点を伸ばす。しかし、なかなかFGでの得点が奪えず、リズムに乗り切れない。中盤に追いつかれるとそれ以降は一点を争う展開。最 後まで接戦となり、70−71から澤岻(営4)の3Pで再逆転。一度は追いつかれるも、この試合大ブレークの板倉の3Pが決まる。残り時間わずかでフリー スローを2本決め、勝利を確信。しかしここで昨年の覇者・日体大が執念を見せる。ここまで苦しめてきた鵜澤が起死回生の3P。2点差となり、残り数秒で法 大はフリースローを得る。会場全体が緊迫した雰囲気となり、極限の緊張からか2本とも外してしまう。Rを取った日体大は大逆転をかけ、前線へロングパス。 このパスをギリギリのところでパスカットし、試合終了。この瞬間、23年ぶりの選手権ベスト4進出が決定した。控えやベンチ入りできなかった選手たちも コートに入ってきて歓喜の輪ができた。悲願のベスト4を決めるにふさわしい最高のゲームとなった。

佐藤コーチ 「今日の試合はD勝ち。相手Dの均衡が破れているところ(板倉vs鵜澤のミスマッチ)をついた。森脇・亀 井の活躍も大きかった。集中が切れずに40分続けられれば、もし切れても被害を最小限に抑えることができれば勝てると思っていた。勝ちにいっ ているので順当勝ちだと思っている。」

#7 板倉(法4)「鵜澤を止めるために本来のポジションから移った。いつもより抑えられたし、やり返した。調子は良 かったし、みんなの声援もあっていつも以上の力が出せた。まず目標は達成した。夢だった優勝に向けて突っ走るだけ。」    


男子 澤岻、板倉の活躍で危なげなく快勝!

  
関東大学選手権
法政大学 VS 東京農業大学

 2003.5/29 代々木体育館 


93
法政大学
14 1Q 24 67
東京農業大学
22 2Q 10
28 3Q 16
29 4Q 17

法大 #4 澤岻 26点 3P 3本 8A 6R 4A #7 板倉 20点 10R #16 山田 6A #17 高久 9R

東農大 #5 遠藤 28点 12R #9 原口 6R #14 武藤 8R

立ち上がりから法大はディフェンスが甘く、相手のペースに持ち込まれる。バランス良く攻めてくる東農大に1Qで10点リードを許す。 2Q、澤岻が3Pを3本決め、流れを変える。落ち着きを取り戻した法大はディフェンスを厳しくし、東農大に得点をさせず、2点リードで折り返す。後半は終 始法大ペース。好調の澤岻は3P8本26点、板倉もダブルダブルの活躍で危なげなく快勝。準々決勝へとコマを進めた。

#4 澤岻 (営4)「調子は7割くらい。まだ動けない。(明日の日体大戦は)カギはディフェンス。オフェンスよりも ディフェンス勝負。センターに中で頑張ってもらう。我慢勝負になると思う。」

#17 高久 (法1)「(大学バスケは)あたりがすごいので大変。1部リーグだからすごい相手と戦っている。自分は声 を出 す。特にディフェンスで声を出すことに集中。リバウンドとディフェンスを頑張りたい。」


男子 攻守ともに相手を寄せ付けず、圧勝!

  
関東大学選手権
法政大学 VS 横浜国立大学

 2003.5/28 駒沢体育館 


121
法政大学
32 1Q 15 58
横浜国立大学
25 2Q 14
34 3Q 13
30 4Q 16

法大 #7 板倉 17点 #16 山田 24点 3P 6本 #18 小川 13点

1Qから法大は力の劣る相手に怒濤の攻撃を見せる。相手のディフェンスも厳しくなく、中と外から次々とシュートが決まる。特に山田は、 このQだけで3Pを3本決める。2Q以降も攻撃の手を緩めずに攻め続ける。出てくる選手全員が伸び伸びとプレーをし、終わってみればダブルスコアと圧勝。 攻守ともに相手を寄せ付けず、レベルの違いを見せつけた試合となった。

佐藤コーチ「初戦ということで、相手もそれほど強くないので、リズム・調子が狂わないことだけを心がけさせた。理想の チームに、少しずつ近づいてきている。」

#16 山田 (法2)「去年は、高校から上がったばかりで動きに慣れなかった。でも、徐々に慣れてきた。周りに作って もらって、3Pを打っている。ディフェンスを頑張って、パスが回ってきたときに確実に3Pを決めたい。」

#18 小川 (営2)「去年1年間戦ってみて、1部ということもあり能力の差は感じたが、その中でどれだけ自分のプ レーができるか経験できた。ミスのないプレーをして、周りに数多くアシストしていきたい。」


女子 第37回関東女子学生選手権大会日程


5月 16日(金) vs 千葉大 18:10 十文字女子大
 17日(土) vs 茨城大 14:00 東海大
 18日(日) vs 成城大 10:30 明治学院大学
 20日(火) vs 早 大 16:40 駒沢屋内球技場



東京六大学リーグ 法大結果


5月 3日(土) ●法大82−89明大
 4日(日) ●法大70−83早大

○法大88−55立大
5日(祝) ○法大96−32東大

●法大77−90慶大



東京六大学リーグ 法大日程


5月 3日(土) vs 明大 14:40 明大和泉校舎体育館
 4日(日) vs 早大 14:00 明大和泉校舎体育館

vs 立大 16:00
5日(祝) vs 東大 12:00 明大和泉校舎体育館

vs 慶大 14:00



男子 流れ掴めぬまま完敗 6位で大会を終える

  
京王電鉄杯
法政大学 VS 明治大学

 2003.4/29 トヨタ府中スポーツセンター 


74
法政大学
(2勝5敗)
20 1Q 22 92
明治大学
(5勝2敗)
11 2Q 20
18 3Q 23
25 4Q 27

1Qは互角の展開だったものの、2Q以降は相手の厳しいディフェンスに徐々にシュートが入らなくなる。逆に相手に確実にシュートを決め られていき、次第に点差が広がってしまう。結局、流れを戻せぬまま大差で敗れてしまった。


男子 日大に一点差の惜敗 最後まで粘りを見せる

  
京王電鉄杯
法政大学 VS 日本大学

 2003.4/28 トヨタ府中スポーツセンター 


87
法政大学
(2勝4敗)
13 1Q 24 88
日本大学
(4勝1敗1分)
27 2Q 21
23 3Q 26
24 4Q 17

法大 #4 板倉 15点 #6 上山 14点 #16 山田 17点 #17 仲宗根 11点 #19 亀井 17点

1Q、波に乗れない法大は11点のリードを許す。2Q以降は一進一退の攻防が続き、徐々に点差をつめていく。そして4Q終盤、ついに逆 転。11点のビハインドからすばらしい粘りを見せる。しかし再びリードを許し、最後は一点差で逃げ切られてしまった。この試合、法大は五人が二桁得点を挙 げるなど、攻撃のバリエーションが増えてきた。


男子 専大に完敗 控え選手の活躍が収穫

  
京王電鉄杯
法政大学 VS 専修大学

 2003.4/28 トヨタ府中スポーツセンター 


72
法政大学
(2勝3敗)
13 1Q 28 90
専修大学
(3勝2敗)
25 2Q 24
20 3Q 20
14 4Q 18

法大 #6 上山 17点 #16 山田 12点 #19 亀井 16点

1Q、専大のインサイドからの攻めを防ぎきれず、15点差をつけられてしまう。2Q以降も終始リードを許す展開で、敗戦。しかし、控え の選手達を色々と試し、彼らが随所に光るプレーを見せたことは収穫となった。    


男子 後半追い上げるも、わずかに及ばず惜敗

  
京王電鉄杯
法政大学 VS 青山学院大学

 2003.4/27 トヨタ府中スポーツセンター 


76
法政大学
(2勝2敗)
26 1Q 31 82
青山学院大学
(3勝1敗)
13 2Q 18
19 3Q 16
18 4Q 17

法大 #4 板倉 18点 #8 高久 10点 #16 山田 20点 3P 5本

1Q、点の取り合いとなるが、法大はディフェンスのチェックが甘く、5点のリードを許す。2Qは攻めあぐね、前半で10点差をつけられてしまう。後半に入 り、山田の3Pや板倉の個人技で追い上げるものの、わずかに及ばず惜敗。立ち上がりのまずさが敗因となった。


男子 攻守に東大を圧倒!41点差で勝利!

  
京王電鉄杯
法政大学 VS 東京大学

 2003.4/27 トヨタ府中スポーツセンター 


86
法政大学
(2勝1敗)
27 1Q 6 45
東京大学
(3敗)
21 2Q 30
17 3Q 8
23 4Q 7

法大は序盤から主導権を握り、1Qで大量21点のリードを奪う。これで気が緩んでしまったのか、2Qは東大に反撃され12点差まで追い 上げられる。しかし気を引き締めなおした後半はさらにリードを広げ、終わってみれば41点差の圧勝。攻守に東大を圧倒した。


男子 新戦力が活躍し、佐藤コーチ初勝利!

  
京王電鉄杯
法政大学 VS 中央大学

 2003.4/26 トヨタ府中スポーツセンター 


77
法政大学
(1勝1敗)
22 1Q 10 68
中央大学
(2敗)
18 2Q 23
17 3Q 16
20 4Q 19

拓大戦からの巻き返しを図る中大戦。前の試合とは違い、立ち上がりからインサイドを中心に攻める。1Qは一年の高久が中で積極的に勝負 をして13点と大活躍。2Q以降も攻守の切り替えが早く、高い集中力を維持して戦っていく。要所で山田の効果的な3Pが決まり、相手の追い上げを許さな い。パスの回りもよく、展開の速いバスケを披露。終始、試合を支配して理想的な形での初勝利となった。

佐藤コーチ「今大会はあくまでト ライアル。練習と大会は違い、試合で発見がある。いいところは進めていき、ダメなところは止め て考え直す。チームとしてのスタイルの確立と個人の見きわめの段階。」

#7 板倉 (法4)「一試合目が悪かったので反省して二試合目は良かった。去年より責任感が増し、勝ちたいという気持 ちが増 した。すべての面で考えながらやる。この後の試合も一試合、一試合大事にして春のトーナメントに向けて仕上げていく。(コーチ就任は)いい方向に向いてい て、いい作用になっている。新戦力の活躍もいい刺激になる。」


男子 佐藤新体制、初陣を飾れず

  
京王電鉄杯
法政大学 VS 拓殖大学

 2003.4/26 トヨタ府中スポーツセンター 


71
法政大学
(1敗)
21 1Q 28 104
拓殖大学
(1勝)
21 2Q 26
13 3Q 24
18 4Q 26

今季から新たに就任した佐藤崇行コーチの初采配となった拓大戦。序盤から相手のペースで進み、常にリードをされる展開となる。インサイ ドを使った攻撃ができず、頼みのアウトサイドからのシュートも確率が悪く、点差が縮まらない。結局、いいところなく敗戦。佐藤新体制での初陣を白星で飾れ なかった。


    [2002年専大戦〜筑波大戦] [2002年日大戦〜トヨタ戦]   
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