野 球

サッカー

ラグビー

駅 伝


nikkansports.com・ホームへ
Click here!
大学ラグビー
 このページでは、大学ラグビーを特集しています。立教スポーツによる対抗戦の総括と来季への展望です。
早稲田スポーツ
明大スポーツ
スポーツ法政
大学ラグビー特集
presented by 立教スポーツ


立大、多くを学んだAグループ1年目

<立大の対抗戦総括&来季の展望>


 今季、対抗戦Aグループ昇格後初のシーズンを経験した立大ラグビー部。かつてないほどの厳しい戦いに身を投じた感想を、主将・飛田(経4)が語った。
 「とにかく相手が強い、大きい、速い、うまい…、それに尽きる」
 前評判通りと言えばそれまでだが、終わってみれば7戦全敗。Aグループの痛烈な洗礼を受ける結果となった。

 Aグループは、あらゆる面でBグループを上回っていた。
 日体大との初戦から、レベルの差は歴然としていた。FWは相手の破壊的な圧力に耐えきれず、BKも速さと強さを兼ね備えた相手に競り負ける。正確なキックでリズムを作られると、相手の突破に対し3人がかりでタックルを試みても振り切られてしまう。攻撃に転じた際も、出足の早いタックルを受け幅広い展開ができなかった。攻め手を欠いてはミスからボールを失い速攻を許す、そんな悪循環が多々見られた。
 また、激しい接触によって負傷者が続出したことも災いした。第5戦の帝京大戦では、FW陣のうち4人の主力選手が欠場せざるを得ない状態にまで陥った。控え選手も起用しても力が落ちない強豪校とは違い、懸念されていた選手層の薄さを露呈することとなった。

 だが、攻撃に費やせる時間が短い中で、1試合も完封負けを喫しなかったことは大いに評価できる。7試合で挙げた総得点はわずか60点だが、どんな相手に対してもトライを決めることで選手たちは意地を見せた。
 そして、チーム全体として試合を消化するたびにハイレベルな環境に慣れてきたことも確かだろう。それをうかがえたのが、負傷者が復帰しほぼベストメンバーがそろった第6戦の筑波大戦である。
 守勢を強いられる時間は長かったが、FWは相手のパワープレーにも我慢強く耐え、BKは速い球さばきにも振り切られずに突破を阻んだ。その結果として前半25分まで無失点で乗り切ったということは、DF面での大きな進歩を裏付けた。
 この試合では、後半のトライで7点差に詰め寄る場面もあり、最終順位3位の筑波大を終盤まで苦しめた。Aグループでも通用する力を備えてきたことを証明したこの善戦は、残る試合への自信となっただけでなく、来季以降への財産にもなるだろう。

 未知のレベルの舞台でもがき続けながらも成長してきた今季。「勝つ」ということがどれほど困難なことか、骨身に染みたシーズンだったはずだ。そうして、このチームは勝利への飢えを増してきたのだ。
 これからもAグループで戦い続けるために−−。本学は必勝を期して成蹊大との入れ替え戦に臨む。

 12月14日に行われる試合の結果は、立教スポーツのホームページをご覧下さい。

青山スポーツ
駒大スポーツ
中大スポーツ
立教スポーツ
スポーツ国士
慶応スポーツ
スポーツ大東
帝京スポーツ
※このページに対する御意見を募集しています。ニッカンスポーツ・コム、または各校ページの連絡先までメールでお願いします。
ホーム野球サッカースポーツバトル競馬芸能社会釣り
ニッカン倶楽部広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  (C)2003,Nikkan Sports News.