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佑ちゃん野球人生最短3回KO/神宮大会

降板した後、ベンチ前でほおをふくらませる早大・斎藤(撮影・野上伸悟)
降板した後、ベンチ前でほおをふくらませる早大・斎藤(撮影・野上伸悟)

<神宮大会:早大10-3九産大>◇2日目◇12日◇大学の部準々決勝◇神宮

 早大・斎藤佑樹投手(1年=早実)が野球人生最短となる3回KOを味わった。初戦の九産大戦に先発し、5安打3失点で降板したが、チームは逆転。東京6大学史上初の「4冠」へ、7回コールド10-3で4強入りを決めた。

 ベンチ前でキャッチボールする斎藤の横で、応武篤良監督(49)が代打を告げる。野球人生最短となる3回で降板。わずか52球で5安打3失点した。斎藤は「3回にノックアウトされて、こんな経験は初めて。いい勉強ととらえて次に生かしたい」と受け止めるしかなかった。

 初回に147キロを出すなど直球のスピードはあったが、変化球のコントロールが定まらない。3回には1死一、二塁から「カウントを取りにいったフォーク」で右中間を破られて2点を失った。序盤3回で3失点し、応武監督も「見ての通り。こういう(大きな)ゲームには慣れているはずなんですが」と首をかしげた。

 優勝を決めた早慶戦から中12日の登板だった。調整は順調だったが「2週間空いたというのがあるかも」と実戦感覚を取り戻せなかった。それでも頼もしい上級生が10安打で10点を奪い逆転した。「(降板した直後)最初は何が何だか分からなかったけど、点を取ってもらってからはしっかりと気持ちを切り替えられた」と話した。

 6大学史上初の4冠まであと2勝。応武監督は降板を告げた際に「逆転したら明日も行くぞ、と言った」と明かす。斎藤は「チャンスをもらえれば投げたい。このままでは終われない」と連投を志願。13日の八戸大戦も先発が濃厚になった。【前田祐輔】

[2007年11月13日9時40分 紙面から]

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