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クレメンス潔白訴えるも疑惑消えず

 大リーグの薬物使用実態をまとめた「ミッチェル・リポート」で名前を挙げられたロジャー・クレメンス投手(45)が7日、テキサス州ヒューストンで会見を開き、「自分について書かれた部分は真実ではない」と、再び自らの潔白を訴えた。

 会見では、薬物使用を告発した元トレーニングコーチのブライアン・マクナミー氏との電話を録音したテープを公表。マクナミー氏が「私にどうしてほしいんだ。私は刑務所に行く。あなたが望むことは何でもする」と問いかけたのに対し、クレメンスは「真実を話す人間が必要なんだ」と答える場面もあった。

 電話は数日前、マクナミー氏の子どもの具合が悪いと知ったクレメンスからかけたもの。自分を窮地に追い込んだはずの相手に対し、特に問い詰めたり怒ったりすることもなく、音声を消されている部分もあった。米メディアには、潔白を証明するには十分でないとの論調が目立ち、ESPNでは「クレメンスの論理には穴が多すぎる。電話の内容もさらに疑問を増やしただけだ」と分析した。

 質疑応答では、殿堂入りが危ぶまれるのでは、との質問に「殿堂のためにプレーしてきたと思っているのか」と激しく怒りをあらわにした。ミッチェル調査に協力しなかったことについては「もしマクナミーが告発したと知っていれば、話していただろう」とした。

[2008年1月9日9時27分 紙面から]

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