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カブス福留「2番」デビュー構想浮上
カブス福留孝介外野手(30)の「2番」デビューの可能性が15日、浮上した。ピネラ監督はこの日、カ軍公式ホームページで今季オーダーの一部を披露。「彼はスピードとパワーを兼ね備えており、2番か5番を考えている」と上位起用の方針を明かした。指揮官は福留を打線のキーマンに指名。「何より、左打者というのが大きい」と力説。3年連続30発の核弾頭ソリアーノから始まる重量打線も、右打者が並ぶという弱点を抱えていた。左は非力なピーだけとバランスを欠いていただけに、長打のある福留加入は大きなアクセントになる。
ピネラ監督は総合力の高さにも注目する。「彼はアスリート。すべての能力が高い。われわれが探し求めていた選手そのものだ」とほれ込む。大型補強で昨季4年ぶりの地区Vを飾ったカ軍だが、2番と5番は固定できなかった。特に11人を起用した2番は最後まで人材を欠いた。最終的にはキャンプ、オープン戦での動きを見て打順を決めることになるが、「早くグラウンドで彼のプレーを見たい」としている。
[2008年1月18日9時6分 紙面から]
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