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楽天三木谷オーナー退任、後任に島田社長

 50年ぶりにプロ野球への新規参入球団となる楽天を仙台に立ち上げた三木谷浩史オーナー(42)が、今季限りでオーナー職を退き、代表取締役会長に就任し、来年1月1日付で島田亨球団社長(42)がオーナー兼球団社長に就任することが22日、発表された。

 仙台市内の球団事務所で会見した同社長は、自身と三木谷氏2人とチームとの距離が交代の理由と説明した。仙台を本拠地に新規参入したが、オーナーのビジネスの拠点は東京。本業について「拡大する時期」と同社長が言うように、頻繁に視察するのは現実的に困難だった。また「(ビジネスで)三木谷の領域も広がってますし、その中で組織的に権限の委譲を行っています」と話した。

 今回のオーナー交代は、昨年4月にJ2神戸の社長を退き、会長職を新設して就任したケースと同様と説明。3年間社長を務め、より現場に近い同社長がオーナーに就く方が合理的との判断からだ。三木谷オーナーは広報を通じ「この3年間で、球団の経営、運営も一定の段階に達することができたと判断し、今回オーナー職を島田社長に託すことにしました。今後は会長としてプロ野球の発展に寄与したい」と、コメントを発表した。

 今季の観客動員数は初の大台突破となる111万7369人に上昇した。経営的にも、初年度は約1億5000万円の黒字を確保。2年目以降は約40億円かけた球場改修費の償還で06年は約13億円、今季は約10億円の赤字に転じたが、売り上げは上昇傾向にあり、「実質的な独立経営が安定してきた」と同社長は説明した。

 今後、オーナー会議などの対外的な仕事は島田社長が出席することになるが、三木谷オーナーは会長として経営面では変わらぬサポートを継続するという。

[2007年11月23日10時2分 紙面から]

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