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金本と新井の師弟コンビは元日始動

トレーニングの合間に談笑する新井(左)と金本(撮影・田崎高広)
トレーニングの合間に談笑する新井(左)と金本(撮影・田崎高広)

 阪神の金本知憲外野手(39)と広島からFAで新加入の新井貴浩内野手(30)が、広島市内のジムで元日始動。チームを阪神に移しての師弟コンビ復活だ。

 午前10時前、ジムに現れた金本は、リハビリ中の左ひざも使い、濃厚なトレーニングを行った。時間にして約1時間半。「別に年が明けても例年はどうもなかったけど、今年に限っては違う。年齢が40代になることや新井大選手が加入することもあって、非常に刺激的なお正月を迎えた。今年は何が何でもという強い反発心があるし、強いフレッシュな気持ちを持ち続けてグラウンドで結果を出したい」。昨季は阪神移籍後、最低となる打率2割6分5厘。復活を目指す今季だが、手術した左ひざのリハビリ中で4月3日には40歳の誕生日を迎える。しかし金本は高い目標を設定した。

 「もう1回、3割40発打つためには何をしないといけないか、考えてやっていく」と誓った。

 新井は上半身中心の筋トレに励んだ。「自分の気持ちが変わるのはキャンプに入ってからだと思うけど、阪神ファンにはすごく期待されていると思うので、期待に応えられるよう、泥だらけになってボールに食らいついていく姿を見て欲しい」。すでにベストまであと1キロの95キロ。アニキとの共闘で優勝を目指す。

[2008年1月3日9時21分 紙面から]

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