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小笠原キャンプ初ノック&初フリー

 昨年11月に左ひざ半月板手術を行った巨人小笠原道大内野手(34)が、今キャンプ初めて屋外に出てスパイクを履きノックを受けた。ノックの後はこちらも初めてとなるマシン打撃を約30分行った。頭には3月18日中日戦(東京ドーム)から、オープン戦5試合に出場し同28日ヤクルトとの開幕戦(神宮)を迎える青写真がある。「開幕に間に合わせたい。少しの兆しが見えてきた」。手術直後から公言してきた開幕スタメンが、ハッキリ視界に入ってきた。

 黒土の感触を確かめ、30分のノック。エアドームではフリー打撃も解禁した。「暖かかったのでね。土の方が(足が)動く。トータルで良かった」。1月の選手合同自主トレから、室内ドームで辛抱強いリハビリを続けてきた。大きな1歩に口も滑らかだった。

 練習後は「細かいことは明かせない」とした。だが実は、原巨人日本一奪回の船出に間に合わせ、かつ長いシーズンを戦い抜くプランは綿密に立てている。小笠原は「どれだけ我慢して使ってくれるか分からないけど、最低でも8割の状態で開幕を迎えられれば。そのためには3月28日から逆算して、5試合くらいは試合に出ないと。最初は1、2打席、守備でも5回とか。でも残り2試合くらいは7回、3打席は打席に立ちたい」と明かした。

 「残り2試合」はメジャーとのオープン戦。「相手は関係ない。自分の状態を確認することだけ」。開幕のグラウンドに立つために手術を断行、北京五輪予選を辞退した悔しい思いがある。苦渋の決断が正しかったことを証明する。【宮下敬至】

[2008年2月21日9時56分 紙面から]

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