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プロ野球2008年度契約更改

宮本1億8500万円で更改、環境整備訴える

更改交渉、社長面談を終えた宮本は会見でも危機感をにじませた(撮影・柴田猛夫)
更改交渉、社長面談を終えた宮本は会見でも危機感をにじませた(撮影・柴田猛夫)

 ヤクルト宮本慎也内野手(37)が2軍室内練習場の設置とスコアラー増強を直談判した。27日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1500万円増の年俸1億8500万円でサインした。来季は5年契約の最終年。三塁コンバート案が出たため、遊撃守備で結んでいた出来高契約を見直し、項目を試合数などに切り替えた。

 “本番”は契約交渉を終えた後だった。鈴木正球団社長(66)と1時間以上にわたって会談。「ファームの室内をつくってほしいこと、スコアラーのことも言いました。巨人みたいに補強できるわけじゃない。勝つために先、先をいかないと」と球団事情も踏まえ、具体的に2点を要望した。チームは21年ぶり最下位。主力が大量流出し「このままでは負け犬になる」という危機感もあって、最低限の環境整備と、データ野球の徹底を強く訴えた。

 鈴木社長は「室内練習場は適した場所を探している段階。スコアラーについては検討するよう指示した」と対応する姿勢を見せた。(金額は推定)

[2007年12月28日9時12分 紙面から]

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