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河瀬監督の次回作はハセキョー主演

 カンヌ国際映画祭で「グランプリ」を受賞した河瀬直美監督(38)が31日、受賞作「殯(もがり)の森」のロケ地で自宅がある奈良市で記者会見し、次回作の舞台はタイで、女優の長谷川京子(28)が主演で撮ることを明らかにした。

 生まれ育った奈良の良さにこだわり続けてきた河瀬監督だが「自分に挑戦し、守備範囲を広げたい。奈良は切り離せないものとして心の中にある。一度舞台を離れ、いい形で帰ってきたい」と意気込みを見せた。

 タイは「仏教が日常に根差し、日本人が忘れかけているものがあると思う」。作品はコメディータッチのラブストーリーになる予定という。

 カンヌについて「人々が地域を愛し、その価値を世界に発信している」と感想。「わたしたちは都市や新しいものに目を奪われがちだが、掛け替えのない家族や地域の良さを再確認し、誇りに思ってほしい」と話した。

[2007年5月31日18時58分]

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