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「007」最新作はマチュピチュが舞台

 ジェームズ・ボンドが活躍する英スパイ映画「007」シリーズの最新作が、南米ペルーの「空中都市」と呼ばれるマチュピチュ遺跡を舞台の1つにすることになり、3月上旬に現地で撮影に入ることになった。ペルーのメディアが制作会社の話として20日までに報じた。

 6代目のボンド役を務めるダニエル・クレイグが出演する最新作には南米各地が登場。マチュピチュでは約250人が撮影に参加するというが、クレイグの撮影が行われるかどうかについては明らかにしていない。

 標高約2400メートルの険しい山の頂にあるマチュピチュはインカ帝国時代(15-16世紀)の代表的な都市遺跡。世界遺産に登録されており、昨年には「新・世界の七不思議」にも選ばれた。

[2008年2月21日11時32分]

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