このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 芸能 > シネマ > ニュース



45年ぶりリメーク「椿三十郎」に織田裕二

 黒沢明監督(享年88)の傑作時代劇映画「椿三十郎」が45年ぶりにリメークされ、織田裕二(38)が主演することが12日、発表された。メガホンは森田芳光監督(56)がとり、再映画化権を取得した角川春樹氏(64)が製作を手掛ける。

 62年公開のオリジナル版は主演の三船敏郎さん(享年77)がクライマックスで見せた華麗で壮絶な殺陣が日本映画史に残る名シーンとして知られる。森田監督の強いラブコールに応えて出演を決意した織田は「これ以上ないプレッシャーですが、ストーリーは現代に通じるものがあり、指名に応えられるよう、ともに闘って良い作品にしたい」とコメントしている。9月中旬の撮影開始に備え、今月初めから殺陣の特訓を開始している。

 織田は「踊る大捜査線」をはじめ、主演作のヒットが続く邦画界にとって貴重な映画スター。森田監督も「時代によってヒーロー像は変わる。リメークでは織田君しか考えられなかった」とほれ込んでいる。公開時、三船さんは41歳。昭和を代表する映画スターの三船さんからバトンを受け継ぎ、織田が新しい「椿三十郎」に挑む。東宝配給で来年公開。世界公開も視野に入れている。

[2006年7月13日8時39分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ