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小百合が主演作で服のまま海へドボン

 吉永小百合(62)が体当たり撮影! 主演映画「母(かあ)べえ」(山田洋次監督、来年1月公開)のロケが奄美大島で行われ、ワンピース姿のまま海に飛び込んだ。

 「助けてくれ~」。共演の浅野忠信(33)が海から叫ぶ。海につかって待機していた吉永が山田監督の合図で一直線に泳ぎ出す。顔を水面につけないヘッドアップクロール。リズムよく水をかき20メートルほど進み、必死にもがく浅野を抱えて若者2人と砂浜まで運んでいった。

 出演映画が112本を数える吉永も、泳ぐ姿をスクリーンで披露するのは初めて。現地特有の湿った強風が吹く中、水温約12度の海に、テストも含め計4回飛び込んだ。「入ってすぐはすごく冷たかったのですが1度入ってしまえば大丈夫」。頼もしい言葉で心配するスタッフを安心させた。

 実は学生時代はカナヅチだったが、15年ほど前から体調管理のため、元五輪選手の女性コーチの指導を受けて水泳を始めた。今では週2回2キロほど泳ぐ。

 海で泳いだのは3年ぶり。しかも水着ではなく衣服を身に着けたままの過酷な条件。「透けてしまうから」と水着は衣装の下にも着用しなかった。「重くなるので大変ですが、プールよりも浮きますから」とたくましい。山田監督は「得意と聞いていましたが、実に見事に泳いでくれました」と絶賛。同映画は2日、クランクアップする。

[2007年5月2日8時14分 紙面から]

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