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松ちゃん初監督作「大日本人」カンヌ招待
ダウンタウン松本人志(43)の初監督作品「大日本人」(6月2日公開)が、16日に開幕するカンヌ映画祭の監督週間部門に招待されたことが1日、分かった。松本も現地入りする。60回目を迎える映画祭記念企画として、北野武監督の短編作品が上映される予定で、お笑い出身監督2作品が上映されることになる。
カンヌ招待について、松本は「どうなんですかね。カンヌと言われても正直、まだピンとはきてないのですが、とにかく僕の映画を認めたカンヌは僕も認めます。映画祭のこととかはまったく頭に入れず、あくまでも日本人向けに作ったので、外国の人がどう見るかは興味はありますね」と、淡々とコメントしている。
1月の製作発表でも「カンヌに行けるような作品ではない」と話していたが、映画祭側からは強いオファーがあったという。監督週間部門は作家性の強い作品が招待されることが特徴で、同映画祭ディレクターは「新しい才能の発見。コメディーの最高傑作」と絶賛している。
だが、同映画のストーリーは謎だらけ。松本人志演じる男が主人公ということ以外は明らかになっていない。通常行うマスコミ向け試写も、今のところは行う予定がなく、カンヌで初上映、ワールドプレミアということになりそうだ。公開を1カ月前にして、試写が1度もないのは異例。しかし、すでに200館以上での上映が決まっており、カンヌ効果でさらに増える可能性も出てきた。キャストはほかに、竹内力、UA、神木隆之助、板尾創路ら。
[2007年5月2日8時14分 紙面から]
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