このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 芸能 > シネマ > ニュース



小泉今日子3年ぶり主演映画で存在感

 小泉今日子(41)が3年ぶりに主演する映画「グーグーだって猫である」(犬童一心監督)の撮影が10日、都内のスタジオで公開された。人気漫画家(小泉)が3日間徹夜で作品を仕上げ、疲れ切った表情とモジャモジャ頭でスタッフを自宅玄関まで見送るシーン。派手さはないが、確かな存在感のある演技に、犬童監督は「小泉でないとできない役で、小泉でないと出ない魅力」と絶賛した。

 原作は人気漫画家大島弓子氏の同名エッセー漫画。愛猫を病気で失ったペットロスの40代女性が、卵巣がんとの闘病などの危機を乗り越え生まれ変わる人間再生の物語。大島氏と小泉は相思相愛の関係だった。大島氏は、小泉以外にも何人か主演女優候補の名前が挙がったがすべて拒否。「空中庭園」(05年)で主演女優賞を総なめにした小泉の確かな演技力と存在感にこだわった。一方の小泉も、3年前に出演オファーを快諾してからは、ほかの主演作品はすべて断り続けて「グーグー-」に懸けてきた。「小泉の演技はシリアスをやっても重くなりすぎない。本人がファンタジーな世界に入っているから」。小泉の感性を重んじる犬童監督は、その意見を尊重して脚本を収録中に変更したこともあった。

 「基本的に演出のできない存在」(犬童監督)の猫が出演しているだけに、猫相手ならではの苦労もある。熟睡する漫画アシスタント役の上野樹里の顔をなめるシーンではわずか数秒の撮影のために5時間も費やした。「こんなに猫が演技する映画はない、ということはいえます」と、小泉は“共演者”について話した。来年秋に日韓同時公開される予定。

[2007年10月11日7時56分 紙面から]

  • エヌスクへ
関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「小泉今日子3年ぶり主演映画で存在感」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ