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矢口監督が本格的旅客機映画製作

 映画「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」をヒットさせた矢口史靖監督(40)が、日本映画初の本格的な旅客機映画を手掛けることが11日、分かった。タイトルは「ハッピーフライト」。全日空の全面協力を得て、1機の飛行機が飛び立ち、着陸するまでいかに多くのスタッフが携わっているか、航空業界の舞台裏に迫り、臨場感たっぷりに描く。

 同監督は「ウォーターボーイズ」で男子高校生のシンクロナイズドスイミング、「スウィングガールズ」で地方に住む女子高生のビッグジャズバンドを題材に映画を製作。ユニークなテーマと妻夫木聡(26)上野樹里(21)ら若手俳優の魅力を存分に引き出す演出で2作品をヒットに導いた。

 4年ぶりの新作もユニークな題材を選んだ。旅客機を舞台にした映画は、ハリウッドで量産されてきたが、いずれもハイジャックやテロリストの襲撃、異常気象に巻き込まれるなど現実味の薄いパニック映画ばかり。

 もともと航空オタクと言ってもいいほど、飛行機に対する強い興味を抱いていた同監督は、従来の旅客機映画に不満を持っていたこともあり、昨年春から綿密な取材を開始。二枚目半の副操縦士、新人キャビンアテンダント、グランドスタッフ、敏腕整備士ら航空業界の人間たちの奮闘をユーモアたっぷりに描く脚本を完成させた。

 「サスペンスも盛り込み、スリリングな作品になります。スタッフの一員として、一緒に飛行機を飛ばしている感覚を味わえると思います」と話している。配役は現在選考中で、撮影は来年4月開始。東宝配給で来年秋公開予定。

[2007年12月12日9時1分 紙面から]

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