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竹内結子が主演映画試写会で撮影秘話
- 「チーム・バチスタの栄光」の完成披露試写会で舞台あいさつを行った竹内結子
女優竹内結子(27)が23日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画「チーム・バチスタの栄光」(中村義洋監督、2月9日公開)の完成披露試写会に出席した。
原作となった「第4回このミステリーがすごい!」大賞受賞作の同名小説は、すでに累計200万部を突破。竹内、阿部寛、佐野史郎ら主演級俳優が勢ぞろいし、豪華なキャスティングでも話題になっている。
物語は心療内科医(竹内)と厚生労働省の役人(阿部)がコンビを組み、高難度の心臓手術「バチスタ手術」をめぐる殺人事件を追うミステリー。原作では竹内の役は中年男性。「初めは(井川遥が演じる)看護師の役だと思っていたので驚いたし、『おいおい、竹内かよ』といわれる恐怖がありました」と振り返る。
しかも竹内は医者役に初挑戦。役作りでカウンセリングの本などを読みあさるなど準備をしたものの、意外なところで苦労した。素直でお人よしの女医役で、ちょっと抜けたところもあるような役作りを意識したからだ。もともとしっかりとした口調で話すタイプ。中村監督からは「竹内さん、頭が良くなっているので、頭を悪くしてください」と、珍しい注意を受けたこともあった。
何度か行われたマスコミや評論家向け試写会でも、竹内の女医役の評判は高い。「原作は男だが、違和感なく物語に入れた」といった声が上がっている。一方、阿部が演じた切れ者役人は、原作ファンから「この人しかいない」と言われていた“ハマリ役”。個性的なキャラクターを演じることが多いが「違った変人っぽい役を作れたらと思って。監督と限界を超えて作ったつもり」。竹内、阿部とも手応えを感じている。
[2008年1月24日9時23分 紙面から]
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