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小田実さん告別式平和にささげた生涯悼む

東京・青山葬儀所で営まれる小田実さんの告別式(共同)
東京・青山葬儀所で営まれる小田実さんの告別式(共同)

 7月30日に胃がんのため75歳で死去した作家小田実さんの告別式が4日午後、東京都港区の青山葬儀所で行われた。

 葬儀委員長は、小田さんとともに「ベトナムに平和を! 市民連合」(ベ平連)を結成した哲学者の鶴見俊輔さん。生涯を平和の実現にささげた小田さんを悼む反戦平和運動の関係者や、親しかった編集者らが参列。式の冒頭、白い花で飾られた祭壇中央の小田さんの遺影に向かって、黙とうした。

 小田さんは61年、世界を旅して著した「何でも見てやろう」で一躍注目を集め、その後は執筆活動とともに、ベトナム反戦をはじめとする平和、護憲の市民運動で最前線に立った。

 今年4月、知人らにあてた手紙で末期がんであることを公表。病室のベッドの上でも取材に応じ、最期まで平和への発言を続けていた。

[2007年8月4日16時17分]

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